AppleのWWDC（Worldwide Developers Conference）とはデベロッパー向けのお祭のようなもの。そのイベントの幕開けとなる基調講演は、いろいろな新しい発表があるのでAppleファンも楽しみにしているものでしょう。

さて、WWDCに参加できるという幸運を手に入れた私ですが、基調講演で生クックさんを見るのは無条件では手に入れることは出来きないということを知った私。WWDC開幕にして皆のテンションが最高にあがるヤマ場イベント、基調講演に向けてモスコーン・ウェストに並びました！

というのが前回（WWDCキーノート行列前編）のあらすじです。本日は引き続き後編をお届けします(*´∇｀*)

もしまだ読んでないかたは是非前編を読んでからお読みください(*^^*)

WWDCキーノートに向けて会場入り

前日からモスコーン・ウェストの周りでまったりと並んでいたデベロッパーたちでしたが、朝の7時過ぎに動きあり。Appleスタッフに促されて4列体制で並びなおし、いよいよ会場入りが近づいていることがわかりました。今年はいつもより早く入れそうです。（と、いつもWWDC来てる人たち談）

ここからは、みんな若干緊張した面持ち。いつ列が動くかわらないですからね。

走るデベロッパー、歩くキシカワ隊長

しばらくすると列が動き始めました。
私は、初参加なのでどこにどうやって行くかもわかりません。とりあえず、キシカワ隊長にぴったり付いて行けば間違い無いはず！(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾

モスコーン・ウェストにはある程度まとまった人数ごとに入館させている模様。私は、３グループ目くらいです。

とにかくキシカワ隊長に続け！！

エスカレーターを登って２階へ！３階へ！
陽気なスタッフさんたちとハイタッチ！　うわ〜、Appleの名物ハイタッチデビューはサンフランシスコWWDCでした。 

って、どこまで行くの〜〜？　そもそもキーノートをやるお部屋（会場）はどこなの〜〜？ (ﾟﾛﾟ;))((;ﾟﾛﾟ)

スタッフたちがグループの前で手をつないで、参加者たちの前を歩いています。
あきおさんとキシカワ隊長の「ああやって、走るの対策してる！」「いつも皆走って危ないから！」と会話のような独り言ような声が聞こえてきます。 

わー、なんだかわからないけど、置いていかれないようにしないとーーー(>ㅂ<;)〜~3　

あれが、噂の甘い朝ごはんと飲み物〜！でもとりあえず通りすぎます〜。またあとでね〜〜！（写真ブレブレすみません！）

グループは団子状態移動。それまでの並び順はあんまり意味がありません。

3階の広い廊下（スペース？）に世界のデベロッパー達がスシ詰め状態になりました。ぎゅうぎゅう。

私の前のむぎゅむぎゅデベロッパーたち↑。前方左の黒いカーテンの向こうあたりが先頭部隊です。

後ろのデベロッパたち↑。列は突き当りを右へ続いています。列と言っていいかわらない状態です。

キーノートは始まるのは10時。ここまでくればあとはキーノートの部屋（会場）が開くのを待つだけ。移動もないのでゆっくりできます。っても超ぎゅうぎゅうだけどｗ

消えたodwalla

と、ここでにわかに騒ぎが起き始めました。
「オダワラが無い！」「Where is “odwalla”?!」

おだわら？小田原？　(?_?)

TwitterやFacebookでオダワラがない事を嘆く声続出。

WWDC 15 Drink the Odwalla. Change the world.

— Yuichi Fujishige (@nakiwo) 2014, 6月 4

Odwalla is my friend

— Seasons (@Seasons) 2014, 6月 2

なになに？オダワラって？　まわりの皆に聞いてみると…
オダワラとは、WWDCの会場で無料で配られる飲み物（ジュース）のようです。ジョブズも結構気に入って飲んでいたというもの。 まわりはWWDC経験者ばかりなので、口々にオダワラの思い出話を語り始めます。
私も”odwalla”とやらを飲んでみたくなりました！　今たまたまないだけかも。明日はあるかも？
(odwallaについてはまた後日のレポート記事で！） 

まだ朝８時頃…しばらく動きはないはずなので、ここでお手洗いにいったり着込んでいた服をまとめたりぼんにゃりと過ごしました。外より温かいし、世界のデベロッパーたちにむぎゅむぎゅに囲まれているし、眠い…眠いよ…ママン。甘い朝ごはんより眠気の方が優ってる…それに、アメリカ行ったら絶対太るとか言われたし、食べるのは控えめくらいでちょうど…い…ぃ…zzz

いよいよキーノートが…！そして怒られるゆこびん

どれくらい経ったか、プレシディオ（キーノートの部屋、というかスペースの名称）入口近くの先頭集団のデベロッパーたちが歓声を上げ始めました！　いよいよです！

走って会場に流れ込むデベロッパーたち。私たちの後ろからもどんどん走りこんできます。
キシカワ隊長の「いやぁ、走るのはクールじゃないですよ〜」という言葉について早歩きをする私たち。 私はキシカワ隊長の隣の席を取るという”WWDCを二倍楽しむ”ミッションがあるので、キシカワ隊長と離れないようにプレシディオに突入。前回のキシカワ隊はWWDCはサイドの前の方に陣取ったらしいのですが、今回はど真ん中の席を確保！
（※ちなみに、１人２人なら、後の方で入場しても空いている前の方の席に滑りこむことが出来そうです。）

こんなカンジで皆右往左往。写真とりまくりです。私も初めてのキーノートの会場に大興奮。しばらくの間モニターのリンゴマークを背に写真を撮ったり撮ってもらったりしました！

iPhoneカメラのパノラマで自分の席の周りを撮ってみましたｗ　右側が切れちゃったけども。

（自分の席からの写真を撮るのにも飽きたので、）今度はちょっと前の方にいっていろいろ撮ってみることにした私。モニターのリンゴマークとか舞台とか撮りたい〜！ε=ε=ε=┌(;*´Д`)ﾉ

(･д･｡ )( ｡･д･)ｷｮﾛｷｮﾛ
┌(  *´▽`)ﾉ  ｼﾀﾀﾀ
(ﾟーﾟ*)(*ﾟーﾟ)ｷｮﾛｷｮﾛ 

 私が前の方でウロウロしていると…突然Appleのスタッフのお姉さんに話しかけられました。(・ω・)ｷｮﾄﾝ
ん？なになに？ 私のネームプレートを見せろと言っている…。
着ているWWDCジャケットの下からごそごそとネームプレートを取り出すと…

「ここは、関係者席だから一般のデベロッパーは入っちゃダメー！ダメダメ！！」(σ｀д´)σﾎ゚ｲﾎ゚ｲ

いろいろビッグサイズなメガネのお姉さんに捕獲されたるゆこびん(；´Д｀)

怒られました(;>ㅂ<)
知らない間に関係者席に入り込んでしまったようです！ 
だって、普通に会場歩いていただけだよ〜、全く気が付かなったよ〜（；^ω^） 
（ネームプレートは参加者枠で色が違う。ヘタしたらパスポートよりも大切なネームプレートについてはレジスト編を参照） 

お姉さんにつまみだされた私ｗ
しょえーー！
前の方から写真を撮るのはあきらめるしかありません〜 

キーノートが始まるよ！

9時45分くらいになると会場も暗くなり、カメラも回り始めます。いよいよWWDC2014の開幕です。

今回のキーノートはリアルタイムでストリーミング配信されます。キーノート前の会場の様子に映るべく、カメラが動いていたら立ち上がって手を振る私とあきおさんでした。派手髪＆WWDCでは珍しい女子！たぶん目立つ！
（ちなみに前半に出てきた関西フリーデベロッパーのhitonomichiさんと、開発関連の本をたくさん執筆しているSTUDIO SHINさんは、カメラの近くの席でばっちりしっかり映っていましたｗ）

一方、私のTwitterのタイムラインでは…深夜に起きてキーノートをチェックしている皆さんが「ウォーリーゆこびんを探せ」状態になっていたようです。どうやら見つけた人もいたようですね(๑´ㅂ`๑)

 10時になり、目の前のモニターでオープング映像スタート。参加者はテンションMAXで文字通り会場は熱狂の渦に。
ここからは皆さんも知っているWWDC 2014 キーノートの始まりです！

●Apple – Apple Events – Special Event June 2014

ティム・クック登壇に皆写真をとりまくりでした！生クックだ〜！(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾

 
iPhoneのカメラではこのくらいが限界です。PEN Liteも持って行ったんですが、こんな時に限って調子が悪くなって使えませんでした。orz

おまけのWWDCキーノート行列編まとめ

WWDCキーノート行列編はどうでしたか？
私は今回が行列初体験だったわけですが、まわりの参加者さんたちの話を聞くと毎回同じ展開とも限らないようですね。いつ列が進むか分からないので、複数人で臨むといいです！（できれば３人以上、女性入りなら４人以上。常に列にはパーティの半数以上いること。女性は２人以上で行動すること。もちろんモスコーンウェスト内に入ってしまえば適当でおっけ。）
寒さ対策はもちろんですが、キーノートの後もお昼をはさんで「State of the Union」「Apple Design Awards」とセッションが続くので（参加は任意、Design Awardsは参加する人少ない）並ぶ前にある程度睡眠はとっておきたいところです。

私達は結局そのあとEvernoteのパーティーにも顔を出したので20時間くらい起きっぱなしでした（笑）　さすがに疲れましたよ〜。

【おまけにWWDC2014のキーノートの感想】
内容は、皆さんも知っての通りだと思いますが、今回は新しいプロダクトの発表はありませんでした。が、新しい言語Swiftの発表と、正にデベロッパーズカンファレンスに相応しいものでした。私が開発者の卵として見た初めてのWWDCが、より開発者向けの内容だったことはただの偶然ですが、嬉しく思いました。 
欲を言えば…生フィル・シラーが見られなかった事が…orz
 眉リギ フィデリギさんばかり頑張ってました。ううう、いいんだけどさ、フィル〜〜！(੭ु;Д;)੭ु⁾⁾

おまけのおまけ　リンあれTシャツ

WWDC当日はこんなTシャツを着て行きました！

が、しかし、会場内もそんなに暖かいわけでもなく、ほとんどWWDC2014ジャケットを着て過ごしたという…（笑）
あきおさんには「フィルやクックに直訴しているゆこびんにしたら良かったのに〜」と言われました。なぜもっと早く言ってくれない？？（って皆この日初めて見たからね）
じゃぁ、次回はそれで！(`･ω･´+) ｷﾘｯ

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【リンあれWWDC2014紀行シリーズ】こちらもどうぞ！

１）準備編 ：WWDCのチケットが当たったけどガクブル！
２）レジスト編： 最初の儀式「レジスト」するよ！　25周年iTunes CardとWWDCジャケット
３）アップルカンパニーストア編：クパティーノだ！インフィニット・ループだ！　Apple本社のCompany Storeに行ったお話
４）おみやげプレゼント編：Appleカンパニーストアでしか買えないAppleグッズをプレゼント！
５）キーノート行列編（前編）：皆で並べば寒さだってへっちゃら？
５）キーノート行列編（後編）：ストリーミング配信に映ったとか？　◀この記事