みなさん!
インテルMac時代の幕開けから少し遅れて登場しつつも多くの新しいMacユーザーを獲得したコンシューマーモデルのノートブック「MacBook」が装いも新たに薄く軽くRetinaディスプレイになって帰って来ました!!!

₀: *゚✲ฺ٩(ˊᗜˋ*)و ✲゚ฺ*:₀

…って、まだ帰って来てないんですけど、4月10日(金)には帰って来(発売され)る予定です。
予告通り今日は新型MacBookについて、私の思うところをお話します。
全部触れると長くなっちゃうと思ったので気になるポイントを3つを中心にまとめたんですが、それでも結構長文になってしまいました。お付き合いしてくれると嬉しいです。(*´д`*)それではスタート〜!

新型MacBookのファーストインプレッション。さながら恋?

さて、帰って来たこの子は本当にあのMacBookのDNAを引き継いてでいるのか? はたまたよそ(iPhoneやiPad)からの養子なのか? 

iPhone、iPadシリーズを彷彿とさせるカラーリングと超コンパクトボディに「これはMac型iPadだ」という印象を持った人も多いことでしょう。

実際これまでもAppleはMacとiOSのガジェットたちを融合させる方向で動いています。OS X v10.7 LionでスクロールがiPhone、iPadに揃ろえられたことに始まり、最新のYosemiteでは連携できることが多くなりMacとiOS製品親和性はどんどん高まっています。

と、ソフト面ではかなり融合色を見せていたわけですが、今回の新型MacBookはついにハード面でもキタ!というカンジでしょうか。

CPUにデュアルコアIntel Core Mを採用でファンレス(パソコンなのにファンがない!)、ロジックボードの小型化(MacBook Air 11インチの半分以下のサイズ!)。
ポートはたったひとつ「USB-C」のみ。(ヘッドフォンポートもありますけど)

賛否両論で話題になりそうな、いかにもAppleらしい(と思わせてくれる)バッサリ切り捨てゴメン仕様です。

私個人としてはMacはMac「作る道具」、iOSはiOSで「消費する道具」でいいと考えいているので、MacとiPhone、iPadが近づいて「ひゃっほー!o(´∇`)o」とは全く全然思わないんですが(`・ω・´+) キリッ。
この新型MacBook、めちゃめちゃワクワクします。
Appleのイベントで発表されたのを見た瞬間から、テンションまぁーーっくす。
「発売日即入手でしょ?これは(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾」

そうです!
これが恋!!!(*゚Д゚*)
(たぶん!)

その数日後、改めてAppleのサイトを眺めてみたんですが…

見れば見るほど…知れば知るほど…

んーーーー(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾

やはりこれは!
恋!!

やはりこのマシンを使ってみたい!

私がMacを使うようになってからいくつかのワクワクする新しいMacの発表がありました。アルミのユニボディのMacBookたちが出た時、MacBook Airが今の筐体になった時、円柱型のMacProの発表、どれも「スゴい!」と思ったのですが、これほどワクワクしたMacは初めてです。

是非みなさんも新型MacBookのページのビデオ「Design」を見る▶を見ていただきたい。

Apple – MacBook
Apple - MacBook

このビデオを見たところワクワクが止まらなくなり、それなりのお値段がするにもかかわらず「やっぱり私はこのMacBookを手に入れなければ!」と更に決意が固くなったのでした。

前置きが長くなりましたが、
それでは新型MacBookのスペック&簡単な特徴とその中でも新しい特徴と私が特に気になっているポイントについて書いてみたいと思います。

新型MacBook(Early 2015)のスペックと特徴

新しいMacBook、今までにない特徴や変化がいろいろあります。

新型MacBook Retina ディスプレイ
Apple – MacBookより

Appleのサイトに行けば何でもだいたい書いてあります。全てを見ると情報が多いので、ここではまずは簡単に特徴的なスペックだけを取り出して表にしてみました。

1.1GHzの256GBモデル 1.2GHzの512GBモデル
CPU 1.1GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサ 1.2GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサ
メモリ 8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ
ファン 無し
ディスプレイ (Retina)2,304 x 1,440px 226ppi 16:10
ストレージ 256GB 512GB
サイズ 28.05(幅)×19.65 (奥行) 0.35~1.31(厚) cm
重量 0.92 kg
カラー ゴールド、シルバー、スペースグレイ
外部ポート USB-C × 1 ヘッドフォンポート×1
キーボード バタフライ構造フルサイズ(独立型LEDバックライトキー)
トラックパッド 感圧タッチトラックパッド(強めのクリック、加速操作、感圧スケッチ、マルチタッチジェスチャー)
バッテリー 最大9時間のワイヤレスインターネット閲覧
最大10時間のiTunesムービー再生
電源 29W USB-C電源アダプタ
その他 Bluetooth 4.0 / Wi-Fi 802.11ac / 480p FaceTimeカメラ / ステレオスピーカー / デュアルマイクロフォン / 背面のリンゴは光らない
発売日 2015年4月10日(金)
価格 148,800円(税別) 184,800円(税別)

スペックを見て分かるのは、小型軽量化に伴い新しいモバイル向けのCPU搭載とファンレス(ファンがない)こと。Intel Core Mと新しいRetinaディスプレイにより省電力化されバッテリーも長持ち。(それは構造上の工夫もあります。この辺りは上に挙げた「Design」ビデオを参照)

新型MacBookはMacBook Airよりも薄い
Apple – スベシャルイベントビデオより

「Macにしては非力なCPUだ」とか「ファンがなくて夏を越せるのか?」という意見や心配もありますが、その分初代iPad(Cellular版)くらいのサイズになっているわけで…現時点ではトレードオフということです。

と、多くの人はこのあたりが一番気になるポイントだと思います。

さてさて、私ももちろん「このマシンが実際どれだけ使えるか?どれくらいの作業までなら快適にできるのか?」は気になるところではありますが、一番気になっているのはちょっと違います。
(さらに言うと、このマシンでは軽い作業しかさせるつもりはないんです。できなくていいと思っています。)

一番気になっているのは

新構造のバタフライキーボード!!
そして新しい感圧式のトラックパッド!
さらには(おそらく)モバイルバッテリーで充電できる

というポイントです。(一番と言いつつ3つも挙げてしまったw)

新しいバタフライ構造キーボードで薄く。快適に。

みなさん、キーボードの構造なんて考えたことあります?
私は少し前、瀕死のMacBook Pro 17″(Early 2011)のキーボードトップがとれちゃった時にまじまじと観察してみましたが、多くの人はそんなに意識したことがないのではないかと思います。

キーボードに対してこだわりがある人に出会うことがちょいちょいあるのですが、大抵の人はいろいろ語っても要は「自分が慣れたキーボードが一番いい」と言っているように聞こえます。

私は、そもそもパソコン歴がそんなにないので、慣れるかどうかよりも、自分の手がより省エネに動けるキーボードが一番素晴らしいのではないか…とそんなふうに考えています。
現在の形になったMacBook Airではそのキーストロークの違い(浅さ)に感動し、わざわざブログ記事にもしています。

MacBook Airのキーボードは低い(薄い)~キーストロークはMBPより浅かった~

そう考えるようになったきっかけは私のお手伝いをするねこ事務所のねこ先生にあります。ねこ先生のタイピングは素早く静か。私はいつも感心してしまうのです。それには訓練が必要だと思うのですが、道具だって大事です。

そんな事を始終考えている私には、この薄いバタフライ構造のキーボードはとても魅力的なものに思えてなりません。構造的には40%薄く、どこをタッチしても確実にタイピング、キーのサイズも画像をみて分かるほど大きくなっています。

新型MacBookのバタフライ型キーボード
Apple – MacBookより

うっとり。
まだ、触ってないですけどね、想像するだけでウットリします(*´ー`*)

今までのキーボードのタッチ感とはかなり異なるものになりそうですけどね。どうなんでしょうね?
絶対使ってみたいです!(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾

キーボードはバックライトも完備。
やっぱり小さいノートはいろんな環境で使えるのがメリットですからね!そうお布団の中でもね!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶(リンあれの原点は寝モバ!)

寝モバゆこびん

そしてちょっと余談ですが、今回キーの文字のフォントが「Vag Rounded」から「San Francisco」に変更されています。

新MacBookとApple Watchとの意外な共通点とは : ギズモード・ジャパン
新MacBookとApple Watchとの意外な共通点とは : ギズモード・ジャパン

感圧タッチトラックパッド

トラックパッドが新しくなります。これまでのものとは違い圧力センサー付きで、トラックパッドの場所による操作感の違いがなくなります。そして圧の違いで操作を変えることができるんです。Force click、日本語では「強めのクリック」と名付けられています。

クリックした感覚は振動で再現。新型のRetina MacBook Pro 13″がすでにこの感圧タッチトラックパッドを搭載しているので、Apple製品売り場に行けば体験できます(私はまだ触れてないです)。

ちなみに新型MacBookとRetinaのMacBook Pro 13″とでは若干構造がことなるようです。参照→新しいMacBook (Early 2015)に搭載される感圧タッチトラックパッドはMacBook Pro (Retina, Early 2015)に搭載されているトラックパッドとは違うもよう。

またクリックしたのが親指か他の指なのかまで判定するので今までよりも確実にジェスチャーをひろってもらえます。

新型MacBookの感圧タッチトラックパッド構造
Apple – MacBookより

みなさん!圧力でクリック判定ですよ!
私、トラックパッドは「タッチでクリック」設定にして使っているので、実際トラックパッドを押し込む動作はドラッグ以外ではほとんどしません。(故に人のMacを触るときに「あれれ?動かないーーー」ってなりがち)
クリックする度にトラックパッドを「カチリ」というまで押し込んでたら指が疲れちゃうんですよね。もちろん触っている時間が短ければ大したことじゃないんですが、ドラッグ作業が多いと親指が痛くなってきちゃいます。

なので、この感圧式のトラックパッド、私大変気になります!( •̀ .̫ •́ )✧

圧力はカスタマイズできるようなので、自分好みにすれば、さらに作業が快適になりそうな予感大!!!!
今回はRetinaのMacBook Pro 15″のトラックパッドに変更はありませんでしたが、そのうちこれが標準になっていくんでしょうね。アプリも対応していくでしょうし。

感圧タッチトラックパッドの使い方 – Apple サポート
感圧タッチトラックパッドの使い方 - Apple サポート

モバイルバッテリーで充電できる初Macになるか?

これは発表でUSB-Cポートがひとつしかないのを見た際にエリカロちゃん(発表を一緒に見た稀に見るガチなApple女子、前回のエントリ参照)と話ていたんですが、どうやら本当にできそうな雰囲気です。

Apple、サードパーティ製USB-C対応アクセサリーとしてMacBook用モバイルバッテリーを許可する方針 | gori.me(ゴリミー)
Apple、サードパーティ製USB-C対応アクセサリーとしてMacBook用モバイルバッテリーを許可する方針 | gori.me(ゴリミー)

夢に見たモバイルバッテリーで充電できるMac!!(*゚Д゚*)

これまでもMacが充電できるバッテリーというのはあったのですが、大型でお値段もなかなか、さらにマグセーフの変換コネクタの件もゴニョゴニョだったり。

それがついにモバイルバッテリーで充電!
ガッツリ充電というわけにはいかないでしょうが、モバイルバッテリーをひとつ持ち歩いていればMacもiPhoneも充電できる時代がすぐそこまで来ていそうです。

もちろんRetina要素はハズせません

気になるポイントを3つばかりあげましたが、これだけの要素だけでは購入意思決定には若干足りません。そこにはやはり12インチのRetinaディスプレイや小型化軽量化があります。
MacBook Airの11インチのベゼルの広さはすごいですからね。私すごく気になってましたからね。
エントリに書いてるくらいですからね(;^ω^)

MacBook Pro 非光沢のシルバー(アルミ)ベゼル

また、今は15インチのRetinaのMacBook Proユーザーに 身をやつしてはいますが 晴れてなったものの、17インチユーザーはその大きさと重さへの反動からか軽くて小さいMacをサブマシンとして好む傾向にあります(笑)

サブマシン欲しかったんですよね、丁度!(o°▽°)o

とは言え、誰にでもおすすめできるマシンではない

新型MacBookのよいところ(良さそうなところ)をいろいろ書いていきましたが、「新型MacBookサイコー!!」と言うつもりは毛頭ありません。

新しいものが登場すると人は「それまでのいろいろなもの全てに置き換わる何か」であることを期待しがちです。その点でいえばこの新型MacBookには明らかに荷が勝っているでしょう。ってかこれ、MacBookですからね!

スペックからして、ライトな作業をする人向けです。
(※ライトな作業:ライトユーザーという意味ではなく。マシンのCPUやメモリをたくさん使わないでいい作業のこと)
ファンが無いのも「ファンが必要になるような作業はしない」ってことで、だからこそのCore Mプロセッサなわけで。
騒がれている「ポートがUSB-Cひとつしかない」件は、私はあんまり大きなことだと思っていません。アダプタが出ますし。それでさらに1万とかかかるのが金銭的に痛かったり、見た目美しくないってのはあると思いますが。

新型MacBookは自分がMacをどうやって使うか分かっている人でその作業が新型MacBookで足りる(そうな)人にはとってもいいマシンだと思います。
それから普段iMacやMacProを使っていて持ち運ぶMacがない人のサブマシンにもいいかなって思います。ちょっと贅沢だけれど気軽に使えるMacがあると便利!(๑´ㅂ`๑)

でも、私がもし、かつての私のようにMacを初めて買う、Macが初めてのパソコンだって人にアドバイスできるとすれば、新型MacBookはおすすめしません(笑) それは可能性を広げづらいマシンだから。自分がMacで何をするか(するようになるか)わからない人にはスペック過多マシンをすすめたいですね、自分がそれで苦労したから。
(当時、Macで今のようなお仕事するようになることがわかっていたら最初から17インチのMacBook Proを買ってたですよ…)

私がこのマシンを持つということは、サブマシンとして使うってことなので、メールしたりネット見たりブログ書いたりくらいしか働かせないと思うんですが、それとは別にIllustratorやXcodeを相手にこの新型MacBookがどこまで戦ってくれるか、興味があります。メインマシンが戦闘不能になったときは頑張って貰う必要がありますからね〜! ダメならその時はそれもブログネタにしようと思いますw

新型MacBookのゆこびん的まとめ

新しいコンシューマ機という位置づけの新型MacBook、かなりとんがってますよね。ポートがひとつしかないことも含めとんがりスペックです。

なんでもそうなんですが、やりきったものって面白いですよね。
個人的にはすごくワクワクするマシンです。いやぁ、何度も言いますが発表を見てこんなにワクワクしているMacは初めてなんですよ。
(自分がMacをひとつだけしか持てないとしたら選ばないですけどね、ワクワクと実用は別ってことかな。つまり野間美由紀先生(Apple使いでも有名な漫画家さん)の格言「MacBook Airは別腹」が当てはまるのでは!Airじゃないけど!)

—【追記】—
野間先生から「MacBookは別腹」いただきました〜!(o°▽°)o
これからの合言葉は「MacBookは別腹」でお願いします!(笑)
—-追記ここまで—

以前、ねこ先生が言ってましたが「Appleのすごいところはユーザーで実験するところ」だそうです。
実験ならそれはそれで楽しいじゃないですか。そう思えちゃうところがAppleユーザーってことなのかな?(笑)

さてさて、目下の悩みは色ですね。やはりここは新色で行きたいところ( •̀ .̫ •́ )✧ ゴールドかスペースグレイか?
iPhoneとお揃いのゴールドもいいかなと思いつつも金と黒の組わせって難しそうな。ゴールドの色味がサイトだけだとイマイチわからないんですよね。
スペースグレイがもっと黒ければ原点回帰で(最初に買ったMacはMacBookの黒だった)こっち!となりそうな気がします。
実物見てからですかねぇ…。事前に予約とかだと無理なんだけども〜!
発売まではまだ時間があるので、もうちょっと悩みます(#^^#)

新型MacBookはパラダイムシフトプロダクトとなるのか? それともトライアルプロダクトになるのか? 
どちらにして面白そうです。このブログを書くようになってから 欲求に素直に いろいろ積極的になったゆこびんとしては面白いことにはのっていこーーってことで!w\(´ω` )/

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