今の私の手元にあるマシンは…

 

 

MacBook Pro(Early 2011)17inch アンチグレア

 

 

紆余曲折あってやってきたMacBook Pro(Early 2011)17inchさん。

同じ機種の前モデルと現行の新モデルを使うなんて事、(私には)そうそうあることではないと思います。

折角なので、前に使っていたMacBook Pro 17″(Mid 2010)とMacBook Pro 17″(Early 2011)を比べてみました。

MacBook Pro 17″(Early 2011)(Mid 2010)のスペック比較

※私の使っているMacBook Proであり、一般的なモデルの数値比較ではありません。同等品交換ということで、どちらもカスタマイズでCPUのスペックを上げた非光沢ディスプレイのモデルです。

 

 

MacBook Pro 17″
製品番号
(Early 2011)
MD036J/A
(Mid 2010)
MC665J/A
size 17 inch
(2.50 × 39.3 × 26.7 cm / 2.99 kg)
17 inch
(2.50 × 39.3 × 26.7 cm / 2.99 kg)
CPU 2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ
(8MB 共有三次キャッシュ)
[Sandy Bridge(サンディブリッジ)]
2.66GHz Intel Core i7プロセッサ
(4MB共有三次キャッシュ)
[Arrandale(アランデール)]
メモリ 4GB (1333MHz DDR3 SDRAM 2X2GB) 最大8GBをサポート(16GB *) 4GB (1066MHz DDR3 SDRAM 2X2GB)
最大8GBをサポート
GPU Intel HD Graphics 3000、384MB DDR3 SDRAM 共有メモリ 及び AMD Radeon HD 6750M、1GB GDDR5 SDRAM Intel HD Graphics、256MB DDR3 SDRAM 共有メモリ 及び NVIDIA GeForce GT 330M、512MB GDDR3 SDRAM
HDD 750GB Serial ATA Drive @ 5400 rpm 500GB Serial ATA Drive @ 5400 rpm
ディスプレイ ノングレア(非光沢) ノングレア(非光沢)
キーボード JIS JIS
ポート MagSafe電源アダプタポート
ギガビットEthernetポート
FireWire 800ポート(最大800Mbps)
USB2.0ポート(最大480Mbps)3基
Thunderboltポート(最大10Gbps)
オーディオ入力
オーディオ出力
ExpressCard/34スロット
MagSafe電源アダプタポート
ギガビットEthernetポート
FireWire 800ポート(最大800Mbps)1基
USB2.0ポート(最大480Mbps)3基
Mini DisplayPort
オーディオ入力
オーディオ出力
ExpressCard/34スロット

※MacBook Pro(Early 2011)は非公式で8GB×2対応。

MBP(Early 2011)(Mid 2010)の違い その1 CPU

Sandy Bridge vs Arrandale

 

これは基本中の基本ですね。CPU変わらずしてメジャーアップデートとは言わぬ~!というくらいですね。

こっそりアーキテクチャを替えたりHDDを替えたりしてもAppleはそれを新型と言って発表はしませんよね。

製品番号のお尻が、/Aから/Bになるくらいです。

 

MBP(Mid 2010)のCPUはArrandale(アランデール)です。リリース半年以上前から毎日クアッドコアが載るようにお祈りしたのに、Arrandaleが載りました。Arrandaleは2コアです、各コア2スレッドで働く機能(Hyper-Threading)により疑似クアッドコア4スレッドです。そしてMBP(Early 2011)のSandy Bridgeこそネイティブの(笑)クアッドコアです。8スレッドで働くことができます。

Sandy Bridgeは第二世代コアで、アーキテクチャからしてそもそも違う…らしい^^;)ので速いんです、コレが。

Appleの公式サイトでもMacBook Pro(Early 2011)のアプリケーションパフォーマンスは(Mid 2010)の2倍高速と言っています。(笑)

しかし、私の望んだクアッドコアがこんな形で手に入るとは…。

 

今更ですがCPUのコードネームにちなんでMacBook Pro 17″(Early 2011)を「さんぶり子」、(Mid 2010)を「アラン」と呼ぶことにしましょう。

MBP(Early 2011)(Mid 2010)の違い その2 メモリ

1333MHz DDR3 SDRAM vs 1066MHz DDR3 SDRAM

と、さんぶり子がやってきてすぐに「ありゃ」と思ったのがメモリです。アランと違うじゃん。(・∀・;)

さんぶり子は近頃のiMacと同じ1333MHz。

アランに使っていたメモリを流用する気満々だった私。

私の手元にある1066MHz DDR3 SDRAM 4GB × 2枚、どうしてくれよう…

 

「えぇ~い、ネット通販なんてまどろっこしいこと言ってられるかってんだ~」

せっかちを発動して速攻でメモリを買いに行きました。ε~( `Д´)ノ

(このエントリはまた後日)

 

ちなみにMacBook Pro 17″(Early 2011)は非公式で8GB×2対応しています。8GBのメモリって2枚も買ったら諭吉さん12枚でくらいです~。無理です~(´Д`;)`、

MBP(Early 2011)(Mid 2010)の違い その3 GPU

AMD Radeon HD 6750M (1GB) vs NVIDIA GeForce GT 330M (512MB)

GPUも違います。性能が上がったと言うことより、NVIDIAからAMDへ。

単純にVRAMが増えて「さんぶり子のグラフィックパフォーマンスは、一世代前のアランに比べて最大3倍高速」とAppleも公式で謳っています。

 

でも3Dで何か動かすことのない私には…この違いによる享受はないような…(^∀^;)

速さでなくAMDとNVIDIAによる描画力の違いって、昔はあるって言われてたみたいですが、今はどうなんでしょうね。

 

 

ちょっとずれますがディスプレイについて1つ気になった事。

個体差だと思うのですが、アラン(Mid 2010)の比べ、さんぶり子(Early 2011)のディスプレイが青いのです。(キャリブレーションしないデフォルト状態)

アランも相当青味がかっていたのですが…(・∀・;) さんぶり子はその上を行く青白っぷり。

お得意の手動キャリブレーションでは太刀打ち出来ない気がしてます。

MBP(Early 2011)(Mid 2010)の違い その4

Thunderboltポート vs Mini Displayポート

MacBook Pro(Early 2011)モデルの目玉と言えば、Thunderboltポートが搭載されたことです。

Thunderboltケーブルもお高いし対応機器もほとんどないので全然実感はできませんが、とりあえずApple的未来はThunderboltだぞ!ということで(笑)

 

この間買ったばかりのMini Display用のケーブルが一度も使わずしてサヨナラの予感です。(^∀^;)アハ

 

MacBook Pro(Early 2011)17inchのポート

MBP(Early 2011)(Mid 2010)の違い その他

外部的な(Early 2011)の変更点は、Thunderboltのイナズママークくらいということで筐体は全く変化無しという事ですが…。

 

実は、私の使っていたアラン(Mid 2010)と最近やってきたばかりのさんぶり子(Early 2011)で見た瞬間に気がついた違いがあります。

これはアランとさんぶり子個体の違いであって、MBP(Early 2011)(Mid 2010)の違いでない可能性も高いのですが…。

私のMacBook Proはガラスぺかぺかのクリアディスプレイではなく、非光沢モデルです。

構造としては普通のクリアディスプレイのガラス部分がない様な形です。(ベゼルはアルミ)

そしてそのベゼルの外周には、ディスプレイを閉じた時に本体に直接触れないようにゴムパッキン(シリコンパッキン?)のようなものが埋めてります。

このゴムパッキン(のようなもの)の凸加減が違います。

アラン(Mid 2010)ではほとんど凹凸がなかったのに対し、さんぶり子(Early 2011)は明らに出っ張っています。

もしかしたら、ゴムパッキン(のようなもの)自体の位置は変わっておらず、その内側のベゼルが引っ込んでいるのかもしれません。

 

MacBook Pro(Early 2011)17inchのアンチグレアモデルのベゼル。ゴムパッキンに注目!

 

単なる個体差かもしれません。でもディスプレイを閉じるときの安心感が増しましたよ(^◇^)

他にも不調続きのアランと比べると、さんぶり子はディスプレイの自動輝度調整の効きが異常に良いなどもあります(笑)

こっちが普通なのかな。

内部的に目に付く違いといえば、CPUがSandy Bridgeになったことと最大10GbpsのThunderboltポートが付いた事です。GPUの違いはあまり感じられないので何ともですけど。

それから(Early 2011)には5400 RPMのシリアルATAに500GBがないので、必然的にHDDの容量が750GBにupしたのはちょっとお得でした。

 

使用感などはまた違うエントリを上げる予定です。

しかし…不調続きだったアランと最新機種さんぶり子を比較しても、本当に比較と呼べるのかアヤシイところです(^∀^;)

 

 


 

ミニ豆知識。

製品番号の違いはCPUの違い。USキーボードにするとJの後にAが付いてJAになる。

初期搭載メモリやHDDの種類で製品番号が変わることはない。

アンチグレアもグレアディスプレイも同じ型番になっている。

MBP 17″(2.53GHz Core i5 Mid 2010)MC024J

MBP 17″(2.2GHz Core i7 Early 2011)MC725J

Mini DisplayPort to Mini DisplayPortのケーブル。

Apple純正品はなしという謎さかげん…

AppleのThunderboltケーブルを買おうと思ったけれど、あまりの値段の高さに躊躇してしまいました。(^∀^;)

 

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