Appleからノートパソコンのトラックパッドを単体製品化したMagic Trackpadが発売されたばかり。
もう手に入れて使用感のレビューをしてる方々もいらっしゃる。皆さん素早いのだ。
わたくしyucovinは、MacBook Proがメインマシンなので、わざわざMagic Trackpadを買う事はないと思う。
思うのだがしかし「トラックパッドでどこまで出来るのか?」という素朴な疑問が湧いたため、少し試してみることにした。
と、いうのも一昨日、私が書いた『Magic Trackpadの魅力と大きな可能性(仮)』というエントリを読んだ友人N氏と話をしていた際、彼が
「マジックトラックパッドで絵とかも描けるかなぁ?」
と言い出したのだ。
「え? 不可能とは言わないけど相当難しいでしょ。無理無理。(`・ω・´)ノ」
などと軽く流してしまった。マウスの方がまだましでしょ、と。
………
いや、さっきまで本当にそう思っていたのだが、
「トラックパッドで絵が描けるのか?」という言葉が何故だか引っかかる。喉に引っかかった小骨のようである。
「そんなら、描いてみたらいいじゃん」
簡単な事だ、実際トラックパッドで絵を描いてみればいい。
今まで、はなっからダメだと思っていたのでやった事がなかったのだ。
サクッと描いてみた
なんだこれ?! 意外と使えるではないか!
自分でも吃驚。
いやぁ、すみませんでした、トラックパッドさん。これくらいなら出来ちゃうんですね、あなた。
「やっぱりダメでした、描けませんでした」と云う事を証明しようとしてたんだけども…。
[今回使ってみて感じた事]
指が迷ったらダメ。線がガタガタになる。一気に指を走らせたい。
故にトレース作業(何かを正確に写し取るような動作)は大変。
あまり大きな絵は向かない(難しい)。トラックパッドの大きさに収まりそうなサイズ感の絵が描きやすい。
細かい描写はかなり厳しいので、上のような線一本描きで描き直さないような適当なイラスト系が向いている。(他の事はちゃんと試してないのでわからないが、線を引いてみてそう感じた。)
数分描いただけなので、もっと使い込んで慣れれば良い物ができるやもしれぬ。。可能性は感じるなァ。上手い絵描きが使えば良いものが描けるに違いない。
細かい作業は難しいのでわざわざトラックパッドを使う必要は全く無いと云えるが、簡単なものなら全然いけそう。(気軽に描きたい時、ペンタブレットが無いけどどうしても絵を描かなきゃならない時には使える?。)
こんなタイプの絵ならマウスよりも描きやすい。
ちなみに、Magic TrackpadはMacBookのトラックパッドより大きかったり傾斜がついてるが、その事による違いはそれほどないと思われる。上記した「絵のサイズ感」が違うかな?という気がするくらい。
いやはや驚いた。
もちろん、お絵描きツールとして万能とは言えない。
しかし、自分が思っていたよりも全然使えた。
『Magic Trackpadの魅力と大きな可能性(仮)』にかいた「トラックパッド、マウス、ペンタブレットの適性イメージ図」は撤回しなくては。
お絵描きツールとしてどこまで出来るかの答えは、ちょっとすぐには出ないけれど
また時間のある時にトラックパッドでお絵描きしてみます。ハイ。