フフフ、不敵な笑みが全く似合わない(σ・∀・)σユコびん(@yucovin)です、こんにちは。リアルではそんな調子なので、せめてネットではこんな自分を演じてみようと思います。

さて、前回のエントリで、私がiPad AirとiPad mini Retinaのどちらを買うか猛然と悩み始めるきっかけとなったエントリをupする時が来ましたよ。ってかこっちが本題、リンあれっぽいエントリです。

(( ゚ロ゚)ノ ゚ロ゚)ノ<Retina! Retina ! ppi ! ppi !

ppiが高いほど良いとはかぎりませんが、やっぱり奇麗な細かいディスプレイはいいですよね、うっとり(*´ー`*)
Retinaディスプレイに出会って、それまで見向きもしなかったiPhoneが気になり出し悶絶したり、RetinaのMacがどうしても欲しくて、サブマシン(前年モデルのMacBook Airを使っていた)を13″のRetinaのMacBook Proをリリース日に買い替えたりと、私のRetina信仰はみなさんの呆れるところでありますが、同志もいる!きっといる!ということで、iPad mini Retinaという新しいサイズ+ppiのディスプレイ登場のこの時に、Apple製品のppi一覧表エントリをUPしなければいけない、と使命感にもえています。ゴゴゴゴゴ!ヽ(`Д´)ノハァハァ

まず、Apple製品解像度(ppi)一覧表の前に、新しい読者さんのためにも、もう一度簡単におさらい説明をしてから始めたいと思います。

ppiやRetinaディスプレイについておさらい

ppiとは? 簡単なおさらい説明

先日から「ppi ppi」って言ってるけど、実はなんとなくしかわからない…という人もいるかも。
印刷物やwebページを作る人は御馴染みですが、デジカメなんかでもよく使われるので知っている人も多いと思います。

ppiとは「pixel per inch(ピクセル パー インチ)」の略。

元の言葉が分かれば、「あら、簡単」ですね。
また同じような単位で
dpi「dot per inch(ドット パー インチ)」というもののあります。

どちらも画面や画像の解像度を表す単位で、簡単に言うと「1インチの中に何個のつぶつぶがあるか?」という事。当然いっぱいつぶつぶが入っている方が細かい。少なければ荒い。ピクセルとドットは同じように扱われる事も多いですが、厳密に言うと違います。ドットというのは単に物理的な点。ピクセルはデジタル画像の色情報の乗っている点のこと。

このppi、同じ物理的サイズなら、たくさんのつぶつぶで表現した方がキレイです。例えば、こちらのねこ先生↓

ねこ先生画像で比較、200ppiと100ppi

左は、200 × 200のつぶつぶで描かれたもの、右は100 × 100のつぶつぶで描かれたものです。左に比べ右は荒くてぼやけて見えます。目に入ってくるカンジは全然違います。

ppiの表記ですが、例えばこの画像の一辺が1インチであれば、左の画像は「200ppi」、右の画像は「100ppi」となります。40000ppiや10000ppiではありませんので要注意です。iPhoneがRetina化されたときも、今回のiPad mini Retinaも「今までの4倍!」なんて説明してるサイトがありますが、まさにこのねこ先生の左画像が右画像の4倍になってます(笑)(※この画像は分かりやすく、見やすくするため拡大したものをキャプチャしてあります。表示は実際のppiとは異なります。)

と、ppiって何の事か分かればお店の店員さんにあれこれ説明されても、もうコワくありません!

お次はAppleの言うところのRetinaディスプレイについて

Retina displayとは

Retinaとは眼球の網膜のこと。Retinaディスプレイは、ご存知iPhone 4から採用されたAppleの高精細ディスプレイで、326ppiというと1ピクセルが78マイクロメートルで人の目ではつぶつぶをほぼ認識できないというところから命名されたという。

じゃあ、細かければ細かいほどいいのか? と言うと、そう簡単な話でもありません。

OSの違いやディスプレイそのものの違い、そしてサイズと目との距離の違い 

ここはAppleブログなので、Apple製品前提で話が進んでいますが、実際はAppleのRetinaディスプレイよりももっと解像度が高いディスプレイを持つ製品というのは存在します。しかし、それが例えばiPhoneのRetinaディスプレイより見やすいか?というとそうでもなかったりします。ppiは単なる数字ですから、OSの違いやディスプレイそものの違いがあるので簡単に比べられるものではありません。

また、ppiだけで比べられない大きな問題としてはディスプレイのサイズによる目との距離にあります。

簡単な話です、iPhoneを使う時と大画面のMacを使う時、目とディスプレイの位置関係は同じではないですよね。

iPhoneとMac、使うときの目とディスプレイの距離はだいぶ違う

画面を視覚の中にいい感じに入れようとすると自ずとその距離は異なります。

この距離の違いは案外バカに出来ないもので、私のメインマシンであるMacBook Pro 17″とかつてのサブマシンMacBook Air 11″はほぼ同じ133ppiなのですが、使ってみると同じppiとは思えないほど見えやすさが違います。(11と17では私の場合、15cmの距離の違いがありました。)

iPad 3でiPadがRetinaディスプレイになった時の基調講演で、クックさんが「距離があるから264ppiでもRetinaです」と言い切ったのは「遠い分、つぶつぶはさらに小さいつぶつぶに見える=実質Retina」ということです。

なので、220ppiのRetina MacBook Pro 15″も距離が離れてるから実質Retinaです、というAppleさん。私的には少し不満ですが、実際視認性はそれまでのMacBook Proと比較にならないほど上がっています。それは目のいい若い人よりも少し老眼が入っているねこ先生のような人々には切に感じることができるでしょう。

状態、能力、好みによってベストは違う

ppiの数字だけではかれない理由を最後にもう一つ。今の話とかぶるのですが、人によって感じ方が違うといところです。それはねこ先生の話のように、近眼の老眼だったりという肉体的なものから、その人の気になるポイント(含む趣味嗜好)もあります。わたしは見る訓練をしてきた人間なので、視覚的なものの捉え方は、ねこ先生やDDとはかなり違うようです。ねこ先生はRetinaのMacBook Proにしてから目の疲労度が激減したと言ってますが、私にはそこまでの違いはありません。また、ディスプレイがキレイなことよりもスペックが高くてサクサクする方に快感を覚えるDDもいます。そういう人にとってディスプレイの差はそれほど強烈に感じないこともあります。どちらにせよ、一概にこれが良い!とは言えません

 

と、まぁ、ものすごく簡単な説明をしてみました。ヽ(‘ヮ’*)ゝ「ppiって、今更人に聞けない…」という方には参考になったかも。
では次に、 Apple製品をこよなく愛すみなさんのためにApple製品の解像度(ppi)の一覧表を作ったので見ていってください。
え?いらないって?
いやいや、そんなこと言わずにねw みなさん、手持ちのApple製品をながめながら比べてみるのも面白いと思います。 
え? いやだなぁ、ppiマニア仲間を増やそうとか思ってないっすから(;・3・)~♪

Appleのディスプレイ解像度(ppi)一覧

比較的最近のものだけ挙げてあります。(たまにディスコンのものも登場します)
上にも挙げたようにディスプレイのサイズ、種類によっては全く印象が異なるのでppiが全てではありません。(※外部ディスプレイの欄はサポートしている最大ピクセル数。)

最後の方には来月リリースのiPad AirとiPad mini Retinaもあります。じーっと眺めているとiPad AirとiPad mini Retinaの解像度とサイズで悩んでいる私の気持ちも伝わるかもしれません。

奇麗なディスプレイが大好きで、ppiの数字を見るだけできゅんきゅんする私のような変態さんは眺めてはぁはぁしてください (σ´∪`σ)

iMac

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
iMac 21.5″(Late 2012) 1,920×1,080 21.5 102 2,560×1,600
iMac 27″(late 2012) 2,560×1,440 27 109 2,560×1,600

 

今は亡き…MacBook

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
MacBook 1,280×800 13.3 113 2,560×1,600

 

MacBook Air

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
MacBook Air 13.3″(Mid 2013) 1,440×900 13.3 127 2,560×1,600
MacBook Air 11.6”(Mid 2013) 1,366×768 11.6 135 2,560×1,600

 

MacBook Pro

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
MacBook Pro 13.3″(~Mid 2012) 1,280×800 13.3 113 2,560×1,600
×MacBook Pro 15.4″(~Mid 2012) 1,440×900 15.4 110 2,560×1,600
×MacBook Pro 15.4″(~Mid 2012) BTO 1,680×1,050 15.4 128 2,560×1,600
×MacBook Pro 17″(~Late 2011) 1,920×1,200 17 133 2,560×1,600

×印ディスコン。17″に続き、15”も数日前シューリョーしました。ちーんw

 

MacBook Pro with Retina

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
MacBook Pro 13.3(Late 2013) 2,560 x 1,600 13.3 227 最大4,096 x 2,160
MacBook Pro 15.4(Late 2013) 2,880×1,800 15.4 220 最大4,096 x 2,160

 

 

Apple Thunderbolt Display

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
27″(Late 2011) 2,560×1,440 27 109 -

Mid 2010以降のApple LED Cinema Displayも同じ。

 

Mac Pro

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
(Mid 2012) - - - デジタルで2,560×1,600

アナログで2,048×1,536
年内にリリース予定のMac Proに合わせて新しいディスプレイもでるんでしょうか? (σ´∪`σ)気になりますね。

 

Mac mini

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
(Late 2012) - - - Mini DisplayPort出力で、最大2,560×1,600

HDMIポート出力で、最大1,920×1,200

 

iPod touch

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
iPod touch 1G/2G/3G 320×480 3.5 163 -
iPod touch 4G 640×960 3.5 326 -
iPod touch 5G 1,136 x 640 4 326 -

 

iPhone

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
iPhone 3G/3GS 320×480 3.5 163 -
iPhone 4/4S 640×960 3.5 326 -
iPhone 5/5s/5c 1,136 x 640 4 326 -

 

iPad

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
iPad 初代/2 1,024×768 9.7 132 -
iPad 3/4 2,048×1,536 9.7 264 -
iPad Air 2,048×1,536 9.7 264 -

 

iPad mini

 ピクセルインチppi外部ディスプレイ
iPad mini 1,024×768 7.9 163 -
iPad mini Retina 2,048×1,536 7.9 326 -

 

iPad AirとiPad mini Retina、悩んでいたら、ネットのみなさんから「どうしてどっちかじゃないといけないの?両方買えば良いじゃない (σ・∀・)σ」という 超他人事ですね的な  暖かいお言葉をいただきました。
どんだけ皆、お金あるんだー!ヽ(`Д´)ノウワーン ってか、両方あっても使い切れませんから!

ということで、まだ少し悩みたいと思います。ってか悩ませておくんなましーーーε〜(;@-@)

(※今回のエントリは今までのリンあれApple解像度一覧エントリの内容を一つにまとめ、最近の情報とイラストを足して改良したものです。)

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→今までのApple製品を並べてみました。そんなに買ってないような気がしてたんですが、買ってます…(;´Д`)ありぇ。
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