MacBook Proのファンを掃除しました 〜そしてこの暑い夏を乗り切るのです(」°ロ°)」
私は都合の悪い事を聞かれるとスルーするタイプだと思います、ユコびん(@yucovin)です、こんにちは。
皆さんの、Macのご機嫌はいかがですか?
私のメイン使いのMacBook Pro 17″ですが、さすがにこの季節になると熱くて、あんな体勢(前回の由無し絵日記エントリ参照)でいると、「腿がやけどするわっヽ(`Д´)ノ」というほどです。(ちなみに熱くなるのはCPUのある左上ヒンジ付近だけですが。)
とは言え、初めて使ったMacのMacBook黒(late 2006)に比べたら全然マシです。 あれは本当に目玉焼きが作れるレベルでしたね(*´д`*)
そして廃熱問題に直結するのはファン!
MacBook ProでもRetinaの方はなにやらいいファンがついているということですが、私のメインMacはMacBook Pro 17″(2011 Early)。普通のMacBook Proです。
先々月、Macbay2を使って光学ディスクドライブのかわりにHDDを載せた際のエントリでは、そんなMacBook Proの埃まみれのファンの姿もしっかり写っていました。 自慢じゃありませんが 自慢出来ませんが 入手してから約2年、一度もファンの掃除をしたことがありません(」°ロ°)」。ロジックボード交換でファンも一緒に入れ替わるというなら1年半のホコリが体積していたことになります。そのMacbay2のエントリ時に、各方面から「ファンの掃除もしたのか?」とツッコミが入ったのですが、都合が悪いのでスルーさせていただきましたφ(..)そう、だって掃除しないで蓋閉じたんだもん!!
しかし、ファンのホコリ、気になっていなかったわけではありません。
だってMacBook Proのファンを掃除するお作法知らないんだもん!(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)
ということで、あの時は一旦蓋をしましたが、先日、ファンの掃除をしたので、ここに私の手順をまとめます。
それではお約束の一言!
※この方法は、あくまで私個人が勝手に思いつきで行った「MacBook Proのファン掃除法」です。参考にしてもらうのはかまいませんが、このページの情報に基づき作業した結果、トラブルが起きても一切責任は持ちません。そもそもファンの掃除はユーザが行って然るべき類いのことではなく、例えばファンとロジックボードをつなぐコードが断線したと言ってもAppleは無償で修理はしてくれないでしょう。(この辺りは担当の人の采配によって異なるとは思いますが。)自分でやるのは危険だと思う人はGenius Barやサポートへ。お掃除してくれるはずです。
MacBook Proのファンの掃除にはユコびん棒!
今回MacBook Pro 17″のあまりにきちゃないファンをお掃除すべく、正規のお作法を求めてネットをさまよったのですが、これは!という記事は見つけられませんでした。「掃除はしたよ〜」という話と写真はあっても方法を事細かく解説したページはなく、皆さん適当にやっているようです。
実は私、MacBook Proのファンの掃除はしたことはありませんが、自作パソコン(私の自作ではない)のファンやラジエーターをガツンガツンにお掃除した経験があります。たぶんあんなカンジでOKと自分の中でGoサインがでたので、頃合いを見計らってMacBook Pro 17″のファン掃除をすることにしました。
必要なもの
・ファンが埃まみれになったMacBook Pro 1台
・精密ドライバー 小さいプラス(PH00) & トルクスT6 各1本
・楊枝 1本
・厚手のウェットティッシュ(薄い不織布)のようなもの 1枚
(追記:あるならばレンズクリーニングペーパーと無水アルコールがいいらしいです。Twitterでやまこうさんに教えていただきました。ありがとうございます。しかし、どっちもユコびん家にはないです〜^^;)
手順1 MacBook Proが冷めるのを待つ
まず、直前までファンがガンガン回っていたのでMacBook Proを冷まします。暇ならば、冷ましがてらファイバークロスなどで日頃の汚れを拭き拭きしましょう。
意外と汚れているもんですね ((O(..)MacBook Pro 17″を常時持ち運んでいた時はシェルケースをつけていたので、ほとんど汚れなかったんですがね。今ではねこちゃんずの足跡がついているという有様…
手順2 MacBook Proの裏蓋を開ける
毎度〜おなじみの〜、裏蓋開けで〜ございま〜す(」°ロ°)」
ずっと使っている精密ドライバ。いつでもすぐにMacBook Proの裏蓋にあったドライバを取り出せるようになっています。ネジはヒンジ側3本だけ長いもの。
MacBook Proの裏蓋は本体とのひっかかり部分があるので(17インチでは3カ所)、ネジを抜いてもポロッとは外れません。 男性のパワーなら簡単に取れるのでしょうが、女性のパワーでは(このひっかかりが固いと)簡単には外れない事もあります。(かつて泣いた、指先が痛くなった、引っかかりも割れた(;∀;)ノ
手順3 ファンのねじを外す
汚いファンの登場です!(」°ロ°)」
この時期は心配は少ないですが一応静電気要注意で。 中まで掃除をすべく、ファンのまわりのネジを外します。どのネジを外せば良いのか見ればすぐにわかります(17″ 2011 Earlyの場合は3つずつ)。このネジですが、実は星形。HDDを換装する時に必須のトルクスドライバーの出番ですね。サイズはT6です。
うわー、中もえらいことに!Σ(゚Д゚;)
手順4 ファンのホコリを取る
ここからが本番。まずは手で取れそうなホコリは指でつまんでポイです。
…実は、どうやって掃除するかこの時点まで考えてなかったんですが…
…(。 – д – 。)ウーン
Σ(。・д・。) ヒラメイタ
まず、厚手のウェットティッシュを半乾きにして、小さくちぎります。そしてそれを楊枝に…
巻き付けます!φ(`д´)くるくるりん!(写真は途中経過。利き手の指で楊枝を持ってまわしながら、逆の手の指を添えるカンジで適度な硬さに巻き付ける)
マツイ棒もどきユコびん棒の出来上がりーーー!!(o°▽°)ノ
(だから〜、バッテリーの上に置くなと…
いやぁ、この マツイ棒もどきユコびん棒ですが、ファンのお掃除をするのに最適!(。・∀・) 。_。))ウンウン(※本当のマツイ棒は割り箸に古布を輪ゴムでとめたもの。松居一代、偉大すなぁ。)
さらなるポイントとしては、普通のティッシュなようなものでなく、薄手の不織布系のものを使うことです。今回のようにウェットティッシュを利用する場合、水分は万が一があるとまずいので、ある程度乾燥させてから。カラカラになる前のほんのりしっとりがベスト。
これでファンのスキマも拭き拭きできます。うーん楽しい。
左はまだお掃除してないファン、右が掃除したファン。これくらいきれいになれば十分じゃないでしょうか?!
最後に内側もチェック。
この辺りもちょっとホコリが見えたので、ちょんちょんと取りました。
(おまけ)取ったホコリ(1年半分)とマツイ棒もどきユコびん棒の残骸Σ(゚Д゚;)なんかこれだけで撮ると汚くてイヤですね
手順5 ファンのネジをとめて、裏蓋を閉じる。一応動作確認。
ファンがきれいになったので、逆の手順で元に戻します。
実は裏蓋もホコリが軽くたまっているので、簡単に拭くと良いです。気になる人はここもマツイ棒もどきユコびん棒でゴシゴシすると良いです(*´д`*)
最後に動作確認。立ち上げて、ファンがちゃんと回っているか?など。ファンコントローラーなんかでチェックしてみても良いですね。
参考:MacBook Pro(Early 2011)(Mid 2010)の発熱体感比較。Fan Control導入。
かくしてMacBook Pro 17″のファンはすっかりきれいになりました。ファンを掃除しただけなので冷却効果ってほどのことはありませんが、これで廃熱の効率がよくなってくれると嬉しいですね(笑)。(まぁ、全く関係ないわけないですからね。)
少なくとも気分はすっきりです(๑´ㅂ`๑)
夏本番前、ラジエーターを準備するついでにファンのお掃除もしてもいいかもしれません。
以上、『 快適!マツイ棒もどきユコびん棒でMacBook Proのファン掃除!』をお送りしました。ってタイトル変わっているし!
[追記]
もっといいお掃除方法に面相筆があるということを知りました。おなじみmutaさんのところの記事です。
・ MacBook Proを開腹、掃除したぞ
「ヒートシンクの冷却フィンの掃除が大事!」
そ、そうなのか!Σ(゚Д゚;) 知らなかった、でもその部分もちゃんとお掃除しましたよ!(*´д`*) ということで、お掃除する方は私の方よりこちら↑を参考にしてください。
(関連してそうなエントリ)
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