iTunes Matchを使い始めて10日あまり。私はiTunesに入っている曲数がそんなに多くないこともあってか、とくにトラブルなどはなく、快適使っています。

が、やっぱりちょっと気になる問題があります。

それは、先日のiTunes Matchのエントリの中でも書きましたが、「同じCDから取り込んだのに、iTunes Storeの曲とマッチしている判定をもらえる曲と、マッチしてないの烙印を押される曲がある」こと!

【小技】iTunes MatchでStoreにあるものとマッチしている曲としていない曲の調べ方はスマートプレイリストを使うと便利!
↑マッチしている曲とそうでない曲を分かりやすくリスト化するにはスマートプレイリストを使うと便利です↑

マッチングしてない曲はアップロードされるので欠けるわけじゃないんですが、なんか気になる。「ダメならそのCDに入ってる曲全てがダメと言ってくれ!」という心境w

マッチングしてない曲をなんとかAppleさんに認めてもらうと試みました。

iTunes Matchのでマッチしなかった曲をマッチングさせたい

そもそもAppleさんは、どうやって私たちのライブラリに入っている曲が、iTunes Storeで売られてるものと同じか否かを判断してるのでしょう。

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これはどうやら、(ざっくり言うと)音データの波形を読み取って判断しているようです。

曲名などの情報は関係ないみたいで、私のライブラリでも面倒で曲名をちゃんと入れてない曲がマッチしていたり。逆にダメなものはiTunes Storeの曲の情報を合わせた情報を入れてもダメです。

どうすればいいか考えてみましたが、とりあえずCDから取り込み直して再チャレンジするくらいしか思いつきませんでした。

調べてみると、アメリカでiTunes Matchが始まった後に書かれたこの記事の中に「iTunesで、高いビットレートで取り込んでおいたほうがおそらくマッチングしやすい」というお話ありましたので、やってみました。

日本未上陸、Appleのクラウド音楽サービス「iTunes Match」を試す -INTERNET Watch
日本未上陸、Appleのクラウド音楽サービス「iTunes Match」を試す -INTERNET Watch

ビットレートを上げて取り込んで、マッチング再チャレンジ!

結果から言うと、ビットレートをあげて取り込む作戦は有効です。でも、その成功率はあまり高くはなかったんですがw

それでも何曲かはマッチしている判定が出たので、同じCDなのにマッチングしてない曲があるのが気持ち悪い人はやってみるだけの価値はあります。

iTunesでCDを読み込む際のエンコードやビットレートの変更方法

iTunesで取り込む際の方法、ビットレートの変更は
環境設定 >  一般 の下の方にある「CDがセットされたとき」の読み込み設定ボタンから。

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今回は「Appleロスレス」と「MP3のビットレート320kbps」で試しました。

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MP3のビットレートリストは通常3種類しかないので、違うものを選びたい時はカスタムから設定します。

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【読み込み設定について、おまけ知識】

ちなみにこの設定は、CDを読み込む時だけでなく、既に取り込んだ曲を違うエンコードに変換する際の設定にも使われる。曲を右クリックで選んで「○○バージョンを作成」で出来る。

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こすると、例えばAppleロスレスで取り込んだ曲だけど、ディスクの容量圧迫してきたから小さくしたいな」なんて時、わざわざCDから取り込み直す必要がない。

高ビットレートでマッチング再チャレンジ

さて、チャレンジした結果!

数曲だけマッチング認定されていなかったアルバム!
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(下の選んでいる2曲)マッチになったぁ!!!(ृˊ͈ ꒳ृ ˋ͈ )ु˒˒

全然マッチング認定されてなかったアルバム!
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一部だけマッチ認定貰えたぁ!

しかし、全く結果が変わらないというものも多くあり…。
ということで、リンあれでの検証結果からの暫定的結論
「ビットレートをあげて取り込むのは有効!だが、万能ではない!」
でした(」°ロ°)」

ビットレートを上げてマッチング再チャレンジの際の注意点

考えればわかることなのですが、私のような手間はみなさんはしなくても良いと思うので、ひとつばかり注意点をあげておきます。

☆マッチングの作業をする前に、再チャレンジしたい曲のデータは削除しておきましょう(含:iCloud内)

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そうでないと…、意気揚々と高ビットレートで取り込んだ曲が…

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複製扱いに!Σ(゚Д゚;)どっちかってと、こっちの方が元に近いのよ…(これがウワサの複製マークか!と思いました。)
一度複製扱になると、最初に入れていた曲を削除しても、複製マークのままで、マッチングしているか調べようとしてくれませんでした。結局また取り込み直ししました(^∀^;)。

まぁ、全く致命的なことではないのですが、手間です。

そもそも同じ曲なのか?リマスター版の存在

この手持ちのCDの曲とiTunes Storeの曲がマッチングしない問題について調べてみると、同じCDでも販売時期によっては違う物があるとのこと。最初に挙げたリンク先にも書いてありますが、古い音源のCDはリマスタリングされることもあり、いくつものバージョンが存在するという。

分かりやすい例でいうと、所謂デジタルリマスター版です。ちょっと古いCDなんかだとよく出てますよね。
iTunes Storeでも基本的には新しい要素が追加されない限り、以前のものとデジタルリマスター版を置き換えています。

実は上に挙げた「一部だけマッチ認定されたぁ!」のアルバムこそ、私の手持ちのCDは古いもので、iTunes Storeではデジタルリマスター版なのです。今回マッチ認定された2曲はシングルカットされた曲であり、デジタルリマスター版の出ていないベストアルバム(2枚ある)にもおさめられている曲なので、そちらのものとして「マッチ」された可能性が大です。(大というか、そっちでしょう)

なので、マッチしなかった手持ちのCDをiTunes Storeで改めてチェックしてみると、デジタルリマスター版だったりすることもあるかもしれません。(もちろん同じハズなのに、マッチしない曲もたくさんありますが)

それから、iTunes Storeでマッチしなかったものをチェックしていて気がついたんですが、コンピレーションアルバムなんかだと、版権の問題で同じアルバムでも一部の曲がそもそも提供されていない場合もありました。

↓このアルバムは本当は22曲入り。17、19、20、21、22がマッチしないと思っていたら、もとよりiTunes Storeでは売られていなかった(^∀^;) 
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高ビットレートでiTunes Matchのマッチング再チャレンジのまとめ

●ビットレートを上げて取り込み直すのは有効(万能ではない)
●マッチング確認の前に以前の曲データは削除しておく

また、古いCDの場合、iTunes Storeの曲がデジタルリマスター版になっているものも多いので、それはどうしようもないですよねぇ。

また時期を変えたりして、再々チャレンジもしてみたいと思います。違う結果が出たらブログでご報告します!(๑´ㅂ`๑)

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