[MacBookシェルケースのススメ]speck SeeThru for MacBook Pro 17″ を一年使用してみたレビュー
ノート型のMacを使っていてそれにシェルケースを付けている人ってどれくらいいるんでしょうか?
「え?シェルケース? なにそれ?」
なんて人もいるのではないでしょうか。^^
中には
「あの美しいMacBook ○○○にケースをつけるなんて有り得ない。Macは裸使いが基本!」
と言い切る人も居るでしょう。
一概には言えないと思いますが、持ち運びが多い人程、シェルケースを利用しているんじゃないでしょうか?
かく言う私もその一人です。
始めはシェルケースの存在自体「微妙~」と思っていたのですが、MacBookを頻繁に持ち歩くようになってから見方が変わりました。
シェルケースを使うのは、一般的には次の目的があります。
第一の理由はMacBook保護のため(*´ー`*)
あのキレイな筐体に傷がついたり汚れたりするのがイヤ、という事です。
その奇麗なものを覆ってしまうのですから本末転倒な気もしますが、実際、大きな傷や凹み、日常のちょっとした事故からMacを守ってくれることは確かです。
(シェルケースとMac本体の隙間に小さなゴミが入るのが嫌。そのせいで細かい擦り傷が出来ると主張する人もいますが、私のMacBook Proではそのテの問題は起きていません。)
第二の理由はオシャレ、気分転換です。
シェルケースは各メーカー共、様々な色を出しています。質感もクリアなタイプからマットなものまで。
簡単に着せ替えられるので、いろいろな雰囲気を楽しめます。
シェルケースを出しているメーカーは何社かありますが、そのバリエーションの多さから私はspeckを愛用しています。(´∇`)
(MacBook Pro 17インチ用のシェルケースが他のメーカーからほとんど出ていないという悲しい事実は触れないで下さい。私はspeckが好きという事にしておいて下さい。)
私がMacBook Pro 17″にspeckのSeeThruケースを着けてから一年ちょっとが経ちました。
振り返ってみて思うのが、MacBook Proを持ち運んでいた身としては、シェルケースは必需品という事でした。(ケースの分重くなりましたが^^;)
SeeThruケースのレビューはブログを始めた初期にやるはずだったんですけどね…^^;)
延び延びになってしまいましたが、1年使ってみたレビューと合わせて記事にしました。
ちょっと長いですが、MacBook pro, Air 無印を持ち運んでいる方や、興味のある方は是非読んでいって下さい。( ´∀`)ノ
shell case / speck SeeThru for MacBook proのレビュー
MacBook Pro(mid 2010)リリース直前から17インチ用のシェルケースを探しまくりましたが、日本で入手可能な物がほとんどありませんでした。
speckからは
「MacBook Proの美しいデザインを邪魔しない透明」なSeeThru Clear
「引き締まった色とマット質感がステキなアーバンモダンな(笑)ブラック」のSeeThru SATIN black
の二種類が出ています。
Speck MacBook Pro 17″ Aluminum Unibody SeeThru (Clear) SPK-MB17AU-SEE-CLR-D
Speck MacBook Pro 17″ Aluminum Unibody SeeThru Satin (Black) SPK-MB17AU-SAT-BLK-D
というか、この二種類しか選択の余地が無い!
「17インチにシェルケースをつけたいという需要がそんなにないのかもっとバリエーションを(; ̄□ ̄)ノ(息つぎナシ)」という 文句 訴えは置いておいて~
その前のマシンがMacBook黒だったためクリアを選びました。
(本当はincaseの緑のシェルケースを狙っていましたが、海外サイトも探しまくった結果、日本に発送してくれないところしかありませんでした。;-;)
speckのSeeThru for MacBook pro 17″の購入当時の写真
パッケージはpopなカンジです^^
シェルケースは当然MacBook Proとほぼ同じサイズ。
中には説明書兼用の台紙です。装着する前にMacBook Pro本体をきれいにするようにと、オレンジのクロスがおまけでついて来ました。
SeeThruのシェルケース本体は上蓋と底板のパーツ2つです。
中身を取り出してみてちょっと驚いたのは
同じプラスチックのはずなのに!色味が違う!Σ(゚Д゚;)
でした。
縁の部分をよく見て下さい。上蓋が純粋な透明色なのに対し、底板の方は茶色味がかっているのが分ります。
さすが海外メーカーです(^∀^;)
日本の製品が高品質と言われるのがよくわかりますね。(笑)
気を取りなおして細部を見てみましょう。
上蓋のうちがわにはシリコンのポッチが、底板の方にはシリコンの足がついていて、SeeThruシェルケースが直接MacBook Pro本体に触れない様になっています。
この丸い足はシェルケースを貫通するカタチでMacBook Pro本体を支えます。
MacBook ProにSeeThruシェルケースをはめてみます。
上蓋も底板も4カ所ずつ小さい爪があり、そこを引っ掛ける事で装着出来ます。
ツヤツヤしています。クリアなのでMacBook Proのデザイン性は損なわれていません。
これには感心しました。
先ほどのプラの色味の違いも装着してしまえば全く気になりません。(o°▽°)o
細部を見てみましょう。^^
[左]ディスプレイを開けた時にシェルケースが引っかからないよう、ヒンジ部分はくれて薄くなっています。
(一時期incaseのシェルケースは引っかかるので自分で削らないと使いづらいという話がありました)
[中]左サイド、各種コネクタ部分など必要なところは空いています。
[右]表板にはスペックのロゴマーク。「(*)speck」が入っています。
この写真のようにクリアではそんなに目立ちません。
これが嫌、ダサイという人もいますが、私はかなりお気に入りです。*アスタリスクはリンあれを彷彿とさせませんか?(*´艸`*)
細部/おまけ
これはspeckのSeeThruシェルケースがMacBook Pro(mid 2010)に対応するのにタイムラグがあった為です。シェルケースが邪魔をして(干渉して)電源コネクタが後ろ向きには付けられません。
現在販売されているものは改善されている対応型なので大丈夫なようです。
(これから買われる方は在庫処分品には気をつけてください。^^)
speckのSeeThru for MacBook pro 17″を1年使用した写真
これがそれから1年使い込んだspeckのSeeThruシェルケースです。
遠目から見れば購入当時とほとんど変わっていない様に見えます。w
近くで見てみると…
写真では見づらいのですが、内側にの方に小さな白いポチポチが出来ています。(右の写真の縦の白いスジは光ではなく、その白いポチポチの集合体)
これはなんでしょうか?
MacBook Pro本体とシェルケースの間に入った細かいゴミによる擦れでしょうか?
変形による劣化のように見えます。
透明のプラ板に力をかけると、力が一番かかって歪んだところが白くなって変形しますよね?
あれのものすごーく小さいものが点在している様に見えるんですよね。でも単に擦れかもしれません。(笑)
なんにしてもかなり表面的なものなので、使用に問題はありません。
それ以外は、1箇所、ヒンジちかくの薄いところ(購入当時の細部写真にあるところ)に亀裂が入ってしまっていました。
もちろんMacBook Pro本体は目で見る限りは買ったときのまま。ピカピカです。(*´∇`*)
おまけ…シェルケースを外したタイミングで、甥っ子に襲撃され…
DVDドライブの入り口の、これまた弱いところが割れました…。(・∀・;)ありゃ。
speckのSeeThru for MacBook pro 17″のサイズ/重量
これは単純にMacBook Pro本体から数ミリ大きくなります。
サイズ: 29 x 397 x 271 mm
厚み : 4 mm程度(部分的にこれより薄いところがあります。)
重量 : 572 g
重さはyucovin調べでは572gでしたが、公式発表では17オンス(481g)と90gの開きがあります^^;)
MacBook pro用shell case / speck SeeThruを1年使ってみて
Speck MacBook Pro 17″ SeeThru (Clear)を1年使ってみたたレビューとしては、かなり満足です。85点をあげたいです。^^
【満足している点/おススメ点】
・デザイン
・耐久性
クリアを選んだので、MacBook Proのデザイン性はほとんど損なわれていません。良いです。
遊びたければこれにステッカー等を貼ってもOK。
一時期チョウチョのシールを貼ってました(*´艸`*)
耐久性はバッチリです。1年間これだけMacBook Pro 17インチを持ち運んだ(車等ではなく手持ちで)人間はあまりいないと思います。(笑)
扱い方にもよりますが、私の場合はMacBook Pro保護の役割をきっちり果たしてくれました。
まだ使おうと思えば使えます。あと1年くらいは余裕で問題なく使えるでしょうw
機能面では99点あげたいです。^^
【ちょっと不満な点/場合によってはマイナス点】
・重さ/厚み
・カラーバリエーション
これは単純にただでさえ重いMacBook Pro 17″が600g弱も重くなるとう…(・∀・;)
もうちょっと、薄くてして頂きたいです。17インチと大きい分、厚くしないと耐えられないはわかりますけど…。厚さ2mmくらいで、なんとかなりませんかね?^^;)
ここがマイナス10点です。
しかし、これは持ち運びを前提とした意見で、基本的に家の中で使う人や、車で移動の人。
そして17インチのような重いモデルではない、例えばMacBook Airなんかを使っている人には全く当てはまりません。
カラーバリエーションは、17インチだけの問題です。^^;)
マイナス5点。
クリアとマットブラックの二色しかないんですもん。
これはシェルケースに限らずですが、とにかくMacBook Pro17インチ用のアクセサリーって少ないのです。
17インチにも市民権を!(`・ω・´)ノ
【考え方、Macのモデルによっては?】
・廃熱
これはspeckに限らず、シェルケースを付ける事自体の問題です。
廃熱の為の穴はどこのシェルケースでも開いていますが、Mac本体を覆っているのでどんなに頑張ったところで裸には敵いません。
私の使用環境ではですが、熱が酷くて困った事は特にありませんでした。
この一ヶ月弱、シェルケースを着けずにMacBook Proを裸で使っています。
今までとの違いは全くと言っていい程ありません。
(※これは使っているMacのモデルにもよると思います。以前のMacBook黒だったら確実に問題が起きそうな気がしますwww)
【まとめ】
speckのシェルケースはとても良く出来ていると思います。
冒頭にも書きましたが、最初はケースを着けること自体に違和感があったのが、実際使ってみると便利さと慣れから全く気にならなくなりました。
家でしかMacBookを使わない、特定の場所でしかつかわない場合は、趣味という観点で以外は必要ないかもしれません。
が、外にMacを持ち運んで作業する場合にはシェルケースはとても有効です。
出先で、街中で、カフェで、はたまたねこ事務所で。
どこでも気軽にMacを置いて作業出来るのは本当に楽です。
シェルケースを着けていなければ、Macが傷ついたり汚れたりしない様、気を使ってあげないといけません。
たまの事ならいいですが、いつもの事なら?
MacBookのシェルケース、外に持ち運んで作業をする人にはおススメだと思います!o(´∇`)o
ということで、自分がもし仮に、いや、仮にですよ、新しいMacBook Airを入手しちゃったら、speckのシェルケースをつけようと思います。
で、インナーケースには入れないで、直接鞄に放り込みますよw
MacBook Proなんかは重いのでインナーケースにいれて(クッション製のあるもので覆って)あげないと心配ですけどね。
Airは軽いのでイケると思ってます。w
上の段がクリア系、下の段SeeThruがマット系。マットといっても基本シースルーなのでリンゴマークはぼやけつつも透けて見えます。^^
Speck MacBook Air 11 SeeThru – Clear SPK-MBA11-SEE-CLR / Cobalt (Blue) SPK-MBA11-SEE-CBT / Raspberry SPK-MBA11-SEE-RSB
Speck MacBook Air 11 SeeThru Satin – Black SPK-MBA11-SEESAT-BLK / Clementine SPK-MBA11-SEESAT-Clementine / Aubergine (Purple) SPK-MBA11-SEESAT-ABG
Speck MacBook Air 13 SeeThru – Clear SPK-MBA13-SEE-CLR / Cobalt (Blue) SPK-MBA13-SEE-CBT / Raspberry SPK-MBA13-SEE-RSB
Speck MacBook Air 13 SeeThru Satin – Black SPK-MBA13-SEESAT-BLK / Clementine (Orange) SPK-MBA13-SEESAT-CMT / Aubergine (Purple) SPK-MBA13-SEESAT-ABG
speckのシェルケースはは対応の速さもカラーバリエーションも他のメーカーより一歩リードしている印象^^
今のうちにたくさん悩んでおけば、MacBook Airを購入したくなった時に困らないですみます(笑)
と、来るべき時を期待しつつ、MacBook Proのシェルケースの使用感をまとめたエントリでした。