Wacom デジタルスケッチペン「Inkling(インクリング)MDP-123」の簡単レビュー
今日はInklingのレポートエントリをあげる気まんまんだったのですが、
風邪気味なので延期です~~(^□^;)
左:Inkling(インクリング)でデジタルデータ化されたもの
右:元絵(1マス 5mm)
でもこれだけだとさすがにエントリとしてどうなの?
ってことで、超簡単にInklingの長所と短所をかきかき(*´∇`*)←ほっぺが赤いのは熱w
Inklingの良いところ
紙にボールペンで書いたモノをセンサーで読み取る。
この発想をちゃんと製品化したのは素晴らしいです。
そのコンセプトそのものが評価に値すると思います。
紙に書いたモノがデジタルデーター化。
しかもベクターにもなります。
Inklingの残念なところ
残念なところは1点のみ。
そしてその1点が大きな課題だと思います。
それは読み取り精度。
スペック表では中央部で±2.5mm周辺部±5.0mmの誤差です。
さすがに5mmものずれはそうそうおきないのですが、1mmのずれがランダム方向に起きると…
描いたものによっては絵として成立しないものも出てきます。
この読み取り精度の誤差が1/10になれば、誰にでも胸を張ってお勧め出来るものになりますね。
Inklingの活用方法
現在のInklingの性能ではどうしても精密なものを描くのには向いていません。
(ということはワコムの製品紹介にも記してあります)
向いているものはラフスケッチ。
誤差があることを前提で大きめにスケッチするのがコツでです( ´∀`)ノ
メリットは簡単にデジタルデータに出来る事。
コンピュータに取り込んで、加工できます。
(ベクターにもなるのがスゴイ)
私は、イラストの下書きや、スケッチ(落書きw)をため込むのに利用したいと思います(*´ー`*)
Inklingの活用法ですが、スケッチやイラストを描くことばかり考えがちです。
ところが、他にも使えそうなんです。
この間、教育関係の人にこのアイテムを説明したところ、「図説を簡単にデータ化出来る」ということでものすごい勢いで食いついていました。
ペンタブは普通の人には敷居が高いですが、Inklingなら大型のボールペンです。誰でも使えます。
そして、そこまで厳密な線が要求されないものなら、今のInklingの精度でも可なワケです。
なるほどです~。(∩゜д゜)))
いまのところInklingはワコムストアでしか買えないみたいです。
Wacom Store Inkling
2011年10月24日発売
税込 17,980円(ワコムストア価格)
簡単に、とか言っておきながら結論でちゃってますけど(笑)
もうちょっと詳しいレポートはまたエントリにします。
今日はこのへんで( ´ ▽ ` )ノ
現在検討中の方は上の絵の誤差を参考に~~!