年末だけど、年末なカンジがしませんyucovinです。
1年のサイクルがある学校や、ちゃんとした会社に勤めておらず季節感のない生活をしてるからなのでしょう。
と言う事で年末気分を盛り上げてみる事にします。(`・ω・´)ノ
年末! 日本の年末といえば第九じゃないですか!
(Mac的エントリではないけれど、音楽エントリも書いてみたいと常々思ってました。第九に付いて書くなら今この年末のチャンスを逃すと来年までないぞ…ということで^-^;)
先日、事務所で私がベートーヴェンの第九番の4楽章のメロディ(もっとも有名なところではない部分)の音を3つ口ずさんだら、続けてねこ先生が歌い出しました。「第九になっちゃったね^-^」とねこ先生。いや、私が歌ったのは第九ですから! ねこ先生、よく分かったなぁ…さすがぁ。やはり「年末=第九」という構図は浸透しているのですね。
私は大人になるまで、ベートーヴェンの「ダイク」のダイクは「大工」かと思っていました。ワーグナーのマイスタージンガーよろしく、大工の頭領(マイスター)が出て来てですね~………と多感な頃は意味の無い妄想を膨らませていたものです。
本当はもちろん「第9番」、No. nineです。んじゃ、「ダイク」じゃなくて「ダイキュウ」って言って欲しいですよ。w
いや~、本当にこんな勘違いしてる人いるんですね。(笑)
BeethovenのSymphoney No.9ですが、そもそも年末の曲ってわけじゃありません。
日本の年末=第九になったワケは…
戦後の貧乏な時代、年の終わりにお金のない楽団が「合唱付きのこの曲ならのるメンバーが多い=集客がみこめる」ということで演奏されるようになったのが由来、なんてのは有名なお話ですが、風習とはすごいもので私も年末というと第九を聞きたくなってしまうのです。そうして第九を聞くと「年の瀬だなぁ」なんて木枯らし吹く窓辺を眺めて感慨にふけっちゃうんですね。
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と言う事で本日もBeethovenのSymphoney No.9を繰り返し聞いています。
(先日もiTunesで聴いていたら、MacBook Proがストールしたので、なんとなく不安なんだけれど。^-^;)
いろいろな指揮者さんの演奏がありそれぞれ表現は違いますが、ベートーヴェンの曲を聞くといつも思います。
ベートーヴェンって本当にロマンチストですよね!
音符に込められた執念なんて生温いっ!怨念にも近い想い!
情熱的で、繊細で大胆で、そしてもうカワイイったらない!
この素晴らしさを言葉に出来ないのが、とてももどかしい!
もどかしくて、ゴロゴロとのたうち回っているyucovinです。
本当に惚れてしまいます。(*´ー`*)
ananの抱かれたい男ランキング1位はキムタクとかじゃなくてベートーヴェンになるべきです!ハイ。(笑)
1楽章、冒頭、一瞬チューニングしてるのかしら?と思うような(え?思わないって?)始まる苦悩。
2楽章のスケルツォのリズムが繰り返されて狂喜乱舞、そして突然の終焉、と思ったら愛の3楽章でうっとり。
それまでの楽章を受けて始まる4楽章。一番有名な歓喜のメロディ。チェロバス格好良すぎます。テノールのソロのところがカワイイG.I.ジョーに聞こえますw。
最後はベートーヴェンお得意の主和音の繰り返しで大団円。
(私はベートーヴェンのドミナント!ドミナント!ドミナント!を聞くと思わず笑っちゃいます。あ、バカにしてるんではないんですよ。)
と、とても有名な曲なので私の素人感想はここまで(・∀・)
皆さんもお家に1枚くらいCDとかありませんか?
あたらめて聴くと面白いですよ、絶対!
有名な曲は有名たる所以があるんです。コレ本当(`・ω・´)ノ
クラシック好きでもそうでなくても、良いものは良いですよね。
私のお勧めはHarnoncourt(アーノンクール)の指揮。
いつもこのBeethoven交響曲+序曲+他のCDを聴いてます。
この演奏は、「古楽界のアイドル(でももうおじいちゃんw)、アーノンクール!」ってカンジのとんがりはあまりなく(笑)誰でも聴きやすいと思います。
とはいえ、やはり第九といえばフルトヴェングラーのバイロイト音楽祭の演奏が歴史的な意味もあり有名。
日本人的には好きな人が多いのもわかります。w
とにかく第九はいろいろな指揮者さんの演奏がありますもんね。
聞き比べるのも面白いです。