機転のきくGenius BarスタッフとAppleのサービス
ちょっと前のエントリで、ねこ先生の調子の悪い先代機のMacBook黒をGenius Barに持っていた話はしましたよね。
ねこ先生のMacBook黒をGenius Barへ ~本日の絵日記~ - 2011.06.02
持って行ったけれど、結局「OSのクリーンインストールをして下さい」と言われおめおめと?戻って来たという…。(笑)
事務所に戻ってMac OS X 10.5のレパードをクリーンインストールし…。
そこから何も進展していませんでしたが、
ねこ先生が
「やっぱり修理に持って行く!」
と言い出しました。
メインマシンはMacBook AirなのでMacBook黒は基本的に使いません。
結局クリーンインストール後の検証は出来ていないまま、またGenius Barに持って行きました。
再チャレンジMacBook黒でGenius Bar
毎度お馴染みのApple Store銀座。
現地集合で予約の時間にちょっと遅刻してしまったyucovinでしたが、ねこ先生は4階のGenius Barにぽつんと座ってました。
平日の昼間で特に人は多くなかったのですが、スタッフさんもその分少なかったのか40分くらい待たされました。待っている間に現状のMacBook黒で不具合が出ないか確かめます。取りあえずiPhotoがiPhoneを認識しない症状は出ました。が、ファンの異常は出てくれません。やはりこのMacBook黒、Genius Barではいい子になってしまうのでしょうか?
ねこ先生は30分以上待たされてイライラ。
「これさ、予約の時間が15分とか10分刻みであるから、時間通りに始まると思うよね。
仕事の合間に時間作って来てる人は困るよね」(^∀^;)
↑
仕事の合間の時間にGenius Barに来ているねこ先生でした。
さてさて、やっとこさ、Genius Barのスタッフさん登場です。
今回はねこ先生の丸投げ(キラーパス)攻撃もなく、私は横に座って足をプラプラさせて傍観役でした。(笑)
前回Genius Barに来た時の流れをスタッフに説明しようとするねこ先生。
スタッフは、その時の記録が残っているんじゃないかと言って調べてくれました。
シリアルナンバーから記録が引っ張り出せるようですが、出て来たのはMacBook Airへの移行で手こずった時の記録だけでした。
(どうも前回のスタッフさんは記録を残さなかったようです。なんの修理もしないで持ち帰ったからかな?^^;)
そこでねこ先生がスタッフさんにサクサク説明します。
今回、私はふむふむ聞いているだけなのでラクチンです。
前回のGenius Barでの話とMacBook黒の現状を簡潔かつ的確に説明するねこ先生
(ねこ先生は外に出るときは人の着ぐるみを着ていますwww)
今回のスタッフさんは、とてもカンジが良く、話がサクサク進みます。
ねこ先生がちゃんと機能しているというのも大きな要素ですが…(笑)
毎度お馴染みの簡易検査プログラムなんかも一通りやります。
MacBook黒を修理する方針は…
話の焦点は
『不具合が出るけれど、微妙にその再現性がないMacBook黒をどういう方針で修理するか』
です。
1)MacBook黒を全修理に出す
MacBook黒を修理に出すと最大45,000円。
45,000円出すからといって、全部パーツを取り替えてくれる訳ではありません。
その時リペアセンターで不具合が確認されたもののみです。
[不安要素]
リペアセンターで上手い事不具合が出ないと、再入院の危険性アリ。
その場合、また修理費がかかる。(繰り返す)
[yucovin的希望]
その時の修理で不具合が出なくても悪そうなとこ全部取り替えてくれたらいいのにネ(・∀・;)
2)MacBook黒、Genius Barで出来るとこまでで、アヤシいところを修理
Geniusのスタッフさん?がApple Store内で出来るとこだけ修理。
(マザーボードは無理の様です。)
ねこ先生のMacBook黒の症状から、Apple Storeで出来る範囲で修理交換した方が良さそうなところは…
・バッテリー(1万円弱)
・トップケース(1万4千円くらい)←たぶん
・ファン(数千円)←スミマセン、自分の事でないのすっかり忘れました。^^;)
このあたりです。
[不安要素]
これで不具合が直らなくて、修理に出す事になれば+45,000円を覚悟しないといけない。そんななら1)の方が…イイ??
[yucovin的希望]
トップケースはパームレストが割れてれば無償交換なんだから、もう割れる寸前のねこ先生のMacBook黒のトップケース交換に1万5千円弱も払いたくないです。(・∀・)
3)修理しない。サブ機が本格的に必要になった時MacBook Airでも買う
修理は諦めて、必要に迫られた時にでも安価なMacBook Airを購入する。
[不安要素]
特にない(笑)
[yucovin的希望]
もうこれで、いいんじゃ…
しかし、ねこ先生が意を決して、わざわざGenius Barに来たのに『3)修理しない』なんてありえません。
しかも”新しいのを買った方が安い”という製造業の現状を憂いている先生です。
(この日もジーニアススタッフに熱く語っていた。「あのね、お兄さん、お仕事あるからももう行こうね、先生^^;)」)
とはいえ、何度も修理をして出費がかさむのはねこ事務所の経済状況から言っても避けなければなりません。
MacBook黒を全取っ替えしてくれるなら、第一希望は全修理の45,000円コースなのですが、それは叶いそうもありません。じゃぁ2)のApple Storeで出来そうな修理コース?
でもバッテリーはともかく、トップケースやファンを取り替えて本当に良くなるのか?
ダメだった場合そこからさらに+45,000円はキツいですよ…。
堂々巡りです。
どうするのが今の私たち(MacBook黒)にとって良いのでしょう?
スタッフさんがいろいろパソコンをいじりながら考えています。
(修理の見積もりを作っていた様です。)
その前で私とねこ先生が前回のGenius Barでの出来事や、MacBook黒について雑談ともとれる、希望的観測を話をしていました。
機転のきくジーニアススタッフとAppleのサービス
しばらくすると、ジーニアススタッフさんが思いついたように言いました。
「ん、わかりました」
そしてこう続けました。
「トップケースはもう割れそうという事がありますから、これは無償交換しましょう。ファンも意外と掃除して解決する問題かもしれません。これは開けてみてみましょう。なのでひとまず”バッテリー交換代だけ”と言う事でどうでしょうか?」
ねこ、ユコ「おぉ~!」(o°▽°)o
スタッフ「後に修理に出す事になった場合は、バッテリー代が余計にかかってしまったということになりますが、それだけですみます。」(´ー`)
なんて融通が利く、素晴らしいスタッフさんなんでしょ!
今の現状で、一番お金のかからない方針を打ち立ててくれました!
私たちAppleユーザーの立場に立ってくれたすばらしいサポートです。
これぞ、Apple!
これぞ、ジーニアススタッフ!
やんや、やんや
ねこ先生と私、Genius Barのカウンターで大盛り上がりです。
「素晴らしいサービス!o(´∇`o)」
「機転の聞くスタッフ!(*゚∇゚)」
正直太郎の2人です。端から見ると大仰に見えるくらい喜びをあらわにします。
スタッフ「いや、そちら(yucovinの事)からヒントを頂きましたので」(^-^)
私の「トップケースが割れそうなんです、ホラ~、ここの線が入ってくると、もうすぐ割れるんですよ~~」という発言を拾ってくれたのです。
有り難いですね。
ということで話はまとまり、取りあえずバッテリーの修理交換代を支払ってMacBook黒を預けて来ました。
(この時のお会計の様子が皆さんが笑ってくれたあのエントリです。[06/10]ねこ先生がApple Storeの会計時にスタイラスと出会った件 ~本日の3コマ漫画~ )
トップケース無償交換で、内部のお掃除、検査付きのApple Store入院です。
元気になって帰ってくるんだよ~~( ´∀`)ノ
ねこ「いや~、yucovinと来ると良い事あるなぁ~。yucovinがいなかったらトップケース無償交換にならなかったよね。」
ねこ先生もご満悦です。
よかったよかった。(*´艸`*)
ねこ「yucovinがGenius Barで働いたら、お客さんの立場に立ち過ぎてなんでも理由くっつけて無償にしちゃいそうだよね。(・∀・)お客さんには良いけど、Appleには迷惑なスタッフになりそうwww」
ドキッ(・∀・;)
さすがねこ先生。
私がスタッフになったら…積極的にそうなりそうです。
しかしAppleのGenius Barは本当にいいサービスですね。
相談だけなら無料ですし。
こんなに親切なスタッフさんがサポートしてくれるところはそうは無いと思います。
(たまにトリツクシマもないスタッフさんもいますが…^^;)
ねこ先生もApple Storeが大好きになったようですwww
※ところで知ってますか?
このMacBookのバッテリーは単品を買うと定価¥15,800ですが、このように修理扱いで交換してもらうと9,800円(たしか。もしかしたら9,500円かも、後で確かめます^^;)
リチウムポリマーバッテリー (13インチMacBook用、ブラック)
別バッテリータイプの物は(おそらくどれでも)修理扱いで同じくらいの値段になると思われます。
サードパーティ製ならもっとお安いですけどね。
そろそろ古くなってきたモデルなのでこういう物を利用するのもアリですね。