[Willcom]HYBRID W-ZERO3 再販キター!
「キター!」
とか言っちゃいました。ハズカシ。(^-^;)
Macエントリを書いていたのですが、夕方こんなニュースが飛び込んで来たので今日はウィルコム話です。
ウィルコムユーザーさん以外はちょっとつまらないかも。
お暇な方はお付き合い下さいませ。(´∇`)
Willcom、もうスマートフォンは二度と出ないのではと言われていましたが、あの問題児HYBRID W-ZERO3がいよいよ再販される事になりましたよ。
再販なんで新しいのはやっぱりもう出ないかもしれない…。
しかし、まぁ、今のWillcomにはこれは大きなニュースですぞ。
auもアンドロイド出すとか言ってるのに、Windows Mobile、しかも6.5。(T◇T)
だって再販なんだもん、中身は基本的に変わっていない。しょうがない。
大きなニュースだけど、全く新しくない!(´Д`)`、
なんか悲しいぞ。
ソフトバンク取締役専務執行役員 兼 CTOの宮川氏がTwitterで言っていた通りになりました。しかも思いのほか早かった。
ここ近年いまいち動きの少なかったウィルコムに比べ、ソフトバンクってやっぱり実行力がある?
冷静に考えると再販で新しい事やってるわけじゃないから、フットワーク軽くて当たり前なんですけどね。
でもやっぱり(良いか悪いかは別にして、)ソフトバンクの行動力を感じちゃう出来事です。
HYBRID W-ZERO3再販
10月8日(金)に販売開始! ウィルコムストアでは明日9月28日(火) 9:00から予約を受けるそうです。
Willcomのページ
「WILLCOM CORE 3G」にSoftBank 3Gに対応した料金プランを新設
Willcom Storeのページ
予約申し込みはコチラのリンクから。
では、全国の3%のWillcomユーザー×5%のMacユーザー=0.15%の絶滅危惧種の皆さんと一緒におさらいしましょう。(・∀・)
HYBRID W-ZERO3とは
HYBRID W-ZERO3とは、Willcom史上最強にして最弱のSIMロックフリーのスマートフォン。
最強の所以は以下↓
WillcomのW-SIMに加えdocomo、今回からはSoftBankの3.5GのSIMを搭載した現代のドッチーモ。これはデータ通信のみ。
さらにGSMモジュールを入れると海外でも使えちゃう。(実際海外から使ったこと有り。)
そしてこの機種、月額料金1450円でウィルコム間の通話無料に加え、PHSのデータ通信無料。
という驚愕の安価プランなのだ。テザリングしてもこのお値段なのだ。
これに3.5Gは使った分だけ0~5,250(上限)円/月プラスとなる。こちらもテザリングしても値段はかわらない。
最弱の所以は一言
全てにおいて不安定すぎる(ー‥ー)
この再販を機にファームウェアのアップデートがあるといいな。最近はっきり言って放置され気味。ヒドい。
上は既にHYBRID W-ZERO3を知っている人向け、yucovin的おさらい。
HYBRID W-ZERO3の基本的な情報を知らない方はこちらの公式ウィルコムブログのおさらいページを見るとわかりやすいです。
お待たせいたしました!新料金プラン対応「HYBRID W-ZERO3 (WS027SH)」販売開始!~関連記事のおさらい
HYBRID W-ZERO3雑感
ココからは実際使っているyucovin的簡単なおススメ点と非おススメの点&雑感
[おススメの点]
とにかく安い。(本体の価格を考えると一概に安いとは言えないかもしれないが。)
PHSのデータ通信もW-OAM typeGのエリアなら理論値で256kbps出る。実際ちょと遅いと感じるが使えない事は全くない。これは私が東京しかもわりと中心よりに住んでいるという事があるので、地方だとどうなるかはわからない。
というか月額料金1450円の音声通話におまけで(0円で)データ通信出来るという感覚なので全然問題ない。
ウィルコム圏外の場合はデータ通信のみだけれどdocomo(SoftBank)が使えるので難民にならない。これで通話も出来れば本当に最強なんだけどな。
解約や「定額プランS」以外へのコース変更は、違約金があるのでこの点はちょっと注意。(3年縛り)
ちなみにWindows mobileだってMacと同期出来るので、大丈夫。
[非おススメの点]
とにかく本体が不安定すぎる。カスタマイズをしなくてもかなり不安定。固まる。落ちる。カスタマイズをするともっとヒドい。一日一回はリセットなんてことにも。
電池のモチが悪い。
電波キャッチ力が明らかに弱い。(他の機種では問題ない所で圏外になる等)
QWERTYキーボードがない。これは、堪えられない人は相当堪え難い。微妙と思っている人は避けた方が吉。ストレス。
ちなみにiPhoneのフリック入力に慣れて使いこなしているならフリック入力のソフトを入れる事でこの点は解消できる。
Windows mobile6.5が微妙。もう7とか言ってる時期なのに。6.5なんて将来性が…。みなまで言うまい。
[HYBRID W-ZERO3を使おうかなって人がいればこれだけは伝えたい]
「ウィルコムあんしんサポート」加入(315円/月)はしておきたい。
あまりにも電話機本体が不安定すぎるので、315円くらいのお布施はしておく事を勧めます。再販にあたってこの不安定さがどれだけ解消しているかわからないので心配です。
あんしんサポートは新規、機種変時にしか加入出来ないので注意、大丈夫そうなら後で解約すればいいんだし。
ちなみに今ならウィルコムあんしんサポートに入っていると、ホームアンテナ×1(315円)を無料でレンタルしてくれる。(キャンペーンは自分で申し込まないといけない。)ごねまくると×4を無料で貸してくれる事もあるらしい。
[以前はなかった注意点]
・3Gのデータ通信をご利用の際、当日を含む直近30日以内のご利用データ量が 500万パケットを超えた時点で、通信速度を制限いたします。
・現在「新ウィルコム定額プランG」をご利用中のお客さまが「新ウィルコム定額プランGS」へコース変更を希望される場合、機種変更が必要となります。
3Gのデータ通信! そうですよね~。そうでなくてもiPhoneの回線が圧迫してるわけで、そこにHYBRID W-ZERO3が入ってくる訳ですもんね。スマートフォン使おうなんて人は当然データ通信のヘビーユーザーがほとんですから。
それからdocomoからSoftoBankにしたい人は機種変の手続きが必要なそうな。いんや、エリアも微妙で速度制限のかかるSoftoBankにわざわざ変更する人はいませんから(・∀・)。(そりゃ、ウチはドコモ圏外なんだよ、とか言う人がいればね。)
yucovin的結論
この機種はよほどWillcomスマートフォンへの愛がなければ勧めません。きっぱり。(`・ω・´)ノ
本体自体が不安定なので使う以前のストレスがつきまといます。機種の当たり外れが多少あるにしても、不安定でなく使えている人はほとんどみたことがありません。
もちろん今回の再販で上記の不安定さが解消されていればおススメ度はぐんと上がります。
もし私がHYBRID W-ZERO3を持っておらず興味があるだけだったら、様子見しますね。再販人柱を待つのじゃ。
最後の方のHYBRID W-ZERO3争奪戦は本当に壮絶だったんですよ。(ほとんどの人が知らないか…)
あれから6ヶ月、その間にiPhone4やXperiaが出ちゃって、Willcomもソフトバンクに全部寄りかかった状態になって、それでもまだ熱が冷めてなければ、それはもう愛です。買いですね。
機種としては全くもってお勧めし難いですけど、デメリットも理解してるなら是非。私と同じ穴の狢になりましょうぞ(`・ω・´)ノ
Willcom再建のためにも(・∀・)
そんなことで再建出来るのかって?
いんや、一人一人の力をバカにしてはいけませんよ~。小さなトコからコツコツと、です。(笑)
身近にiPhone4を使っている人がいると、ちょくちょく触らせてもらうワケですが、正直Windows mobileはイマイチだと思ってしまいますね~。やっぱりiPhoneのサクサク感はスゴい。操作にストレスが無いって事はホント大事です。欲求ピラミッド(*1)の下の方の階層あると今更確信した不肖yucovinです。
MacとWindowsを見ててもそうですけど、ハードとOSを一緒に開発してるという点が一番大きいんですよね。
ね?みなさんもそう思いません?
(*1)欲求ピラミッドとは
心理学で習った人も多いであろう。知らない人はコチラ↓を見てみよう。やっぱり人の欲求は尽きる事がないのですなぁ。(遠い目)
WIKI「自己実現理論」
デジタル機器を使う時の欲求をこのピラミッドに見立てている。操作は生理的欲求の階層に属すると思う。
[追記]
宮川氏のTwitter情報では、とりあえず中身はそのまんまで、相方のSIMがdocomoからSoftBankに変わっただけのようです。これから先のファームウェアアップデートに期待と言った所でしょうか…(´Д⊂ヽ
[追記2]
いつもコメントを寄せて下さる管理栄養おたぬきさん情報。
29日から都内家電量販店(ビックカメラ等)にはHYBRID W-ZERO3のモックが並んでいるそうです。ホットモックを触って来た模様。