みなさーん。もうそろそろ年末ですねぇ。
大掃除はすみました〜?お正月は何して過ごすんでしょうか?
家族で海外旅行〜なんて人もいるかもしれませんね。ヽ(‘ヮ’*)ゝ

私ですか?
私は、おせちを作るお手伝いをしたりおせちを消費したりしながら、家で作業していると思います(笑)たぶん通常営業。
そうそう、せっかくの年末年始、新しいことにチャレンジしてみたい方はiPhoneアプリ開発なんてどうでしょう?
え?いきなりすぎる?(笑)

いやいや、
私がアシスタントで参加している初心者向けiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場」では、プログラミング未経験さんがアプリをリリースするまでに至るのは少ないことではありません。

まぁ、そういう私もアプリ開発を始める前は「自分にプログラミングなんてできるわけがない!ってか、できなかった時恥ずかしいし!!!!(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)」と思ってましたからね。別に何も恥ずかしくもないのに。 でも、冷静に考えると他の人にできて自分にはできないような特殊な才能が要るものでもないんですよね、アプリ開発って。進度はそれまでの経験によって異なりはしますが、やればやった分確実に前に進むタイプのものなんですよ、プログラミングって。実際やってみると結構感動モノです。

初心者におすすめのiPhoneアプリ開発本を紹介します

というわけで、これからiPhoneのアプリを作ってみたいと思っているプログラミング未経験さんに最適な本をご紹介します。( •̀ .̫ •́ )✧

『Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【Swift 2&Xcode 7対応】』レビュー

私、アプリクリエイター道場でアシスタントをしていることもあって、XcodeやSwiftの入門書はかなりいろいろ目を通しています。こんなにあれこれ新しい版が出るたびにチェックしているのって開発本担当の編集さんくらいしかいないんじゃないかな(笑) 普通は自分が初学者の時に数冊読むくらいだと思うんですよね。で、それ以降は自分でやっていけるようになるから入門書は必要なくなって、たまにリファレンス本を買って確かめるくらいかなと。
ということで、本棚が同じような本であふれている私は、iOS開発入門本(日本語)エバンジェリストと名乗ってもいいんじゃないかって(笑)

どうでもいい前置きが長くなってますがw
「ちょっと前までホントに初心者だったから初心者の気持ちがわかるよ!」な私がオススメする最初の一冊目に最適な本ははコチラ!(`・ω・´)っ

Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【Swift 2&Xcode 7対応】
(著:森 巧尚 出版社: マイナビ出版)

Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【Swift 2&Xcode 7対応】は初心者にはおすすめ

「iPhoneアプリ開発の教科書」を初心者の最初の一冊目としてオススメする理由

いろいろな入門書を読んでみて、「これからiOSアプリ開発始めたい」と思っている人に勧めるなら…やっぱりこの「iPhoneアプリ開発の教科書」なんですよねぇ。その理由をいくつか挙げてみます。

まず、本当に初学者向け、プログラミング未経験向けに丁寧に書かれていること、です。

入門書と謳っていても、全くプログラミングをやったことがない人にとってはハテナな用語が解説なしにポンポン出てくる本って、ちょいちょいあるんですよね。(評判がよくてもそういう本に最初に当たるとプログラミング苦手意識高まるよなーって。)
この本はそれはありません。もちろん一読したところで理解できるほど簡単なわけではないんですが、プログラミングの知識がなくても頭を使ったり想像力を働かせることで、読み進めることができます。

そして、この本は入門書としてのバランスが良いんです。

まずiPhone(iOS)アプリを作れるようになるには

・Xcode(Appleのアプリを作るためのアプリ)の使い方
・Swift
・Appleの提供してくれているフレームワーク

について学ぶ必要があります。

どれも極めようとするとえらい大変なことですが、それらの入り口で迷子にならないように基本的なところを丁寧に解説してくれています。

たくさんの図版入り、しかもカラー印刷なので読んでいるだけでわかった気持ちになれるんですが、是非実際にMacを開いてXcodeを立ち上げて手を動かしながら読み進めてください。 そうすることで、この本から得られることは10倍になります。

Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【Swift 2&Xcode 7対応】はカラーで図版もたくさんでわかりやすい

書いてあることをこの時点で全部理解する必要はありません(というか!普通無理!完璧に理解できる人はプログラミング未経験者じゃありませんw)。手順に従いながら小さいアプリを作ってみてください。そして動くものを作る楽しさや喜びを体験してください。

中には「しっかり勉強をして自分が全てを理解してから作り始めたい、そうじゃないと気持ち悪いんです!」なんて人もいるかもしれませんね。でもそういう人にこそ、是非作業をする、トライ&エラーからのアプリ作りを体験して欲しいです。学び方の手順は人それぞれですが、より効率よく学ぶのであればいろんな側面から学習することを覚えたいですね。

そういう意味でも、これはいろんなタイプの初心者さんにオススメしたいiPhoneアプリ開発書籍です。

プログラミングをやったことがない人には難しいこともたくさん出てきますが、一冊やり終えて少ししてからまた最初から読み返すと、改めて理解できることも増えているはず。「あれ?こんな大事なことがサラっと書いてあるじゃん!」と思うこと間違いなしです。

今回の進化点!

(さて、この項目はほぼ自己満。だって、普通は入門書は人生で1回しか通らないから。今回この本を読む人にとって前との比較とか全く意味がないからw)

このシリーズは自分がアプリ開発を学び始めてから全部読んでいます。これで4冊目。
毎回、少しずつかゆいとろこに手が届く改良が施されているiPhoneアプリ開発の教科書ですが、今回は著者の森さんがおっしゃられていたように大改良されています。

Swift発表時にみんなが?になったOptional(初学者には最初はさけて通りたい存在)もかなりわかりやすく解説されてますし、みんなの苦手なAutoLayout(画面のレイアウトを作るためのもの)についても上手に組み込まれています。

『iPhoneアプリ開発の教科書』のサンプルはよくできている

さらに注目すべきは本書内のサンプルです。
今まではAppleの用意してくれている部品などを組み合わせた、割と単純なサンプルが多く、「これができるのはわかった! けど、これでどんなアプリが作れるのかなぁ?(?_?)」というカンジでした。
今回は、お手本と言えるようなサンプル。初学者にとっては少し複雑ではあるんですが、「こう組み合わせたら、ほら!こんなアプリができるんだよ!」と、アプリのリリースに向けて学習者の想像力が働くようなサンプルになっています。
逆に言うと、理屈を組み立てるのが苦手なタイプの人の一番最初のサンプルとしてはちょっと難しいかもしれませんが。

今回の改造でこの本の内容の充実度は確実にUPしました。3千円ちょっとでこれだけの知識が得られるってすごいなぁ(*´ー`*)(完全に視点が初心者じゃなくなってますがw)

と、こうやって学習者がわかりやすいように毎期手直し(今回はリフォーム的)が行われているのも、著者さんや編集さんが本作りにちゃんと取り組んでくれてる姿勢がわかりますね。

技術書を購入したら必ずやって欲しい事!

これはこの本に限ったとこだけではないですが、技術書を読む前に最初にやってほしいことがあります。それが正誤表のチェック。どの本もサポートサイトがあるはずなので、本を開く前にまずチェックしてくださいねー!
Swift、Xcodeの本に関しては特に。今はSwiftのバージョンが上がって書き方が変わることが普通におきてます。

Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書【Swift 2&Xcode 7対応】サポートページ | マイナビブックス

電子書籍版の場合、訂正が反映済のこともありますが、タイミング次第では修正前のこともあります。どちらにしても必ずチェックしましょう。
正誤表自体も間に合っていないことがあります。本のコードを打ってみてエラーがでた場合は、注意深く見直してから、仕様変更の可能性を疑いましょう。

あ、それからたまーにですが、Xcode自体のバグもあります。
私は、アプリ道場に通い始めた時(つまりアプリ開発の勉強を初めて3日目)に、Xcodeのバグで3日間悩み続けました(笑) 最初に自分を疑って、次にXcodeを疑いましょう。超時間無駄にしましたw

この本を終えた後にオススメしたい入門書

おまけに『iPhoneアプリ開発の教科書』を終えた後のiOSアプリ開発初学者さんにオススメしたい2冊目の本を紹介します。

2冊目は2冊あります。
2冊目、3冊目じゃないのは、2冊並行して読んで欲しいからです。
便宜的に2−1本と2−2本としましょうかw

2−1本は、『絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門 増補改訂第4版【Swift 2 & iOS 9】完全対応』(著:高橋 京介)です。
こちらは、タイトルからすると『iPhoneアプリ開発の教科書』よりも前に読んだほうがいいくらいの勢いにみえますが、実際は後に読んだほうがいいかなと思います。理由は後述。
コチラの本は、とにかくプログラムについて、仕組みなどをこまかーく丁寧に解説してくれています。『iPhoneアプリ開発の教科書』でなんとなくわかったことをさらに地固めするのに最適の良書です。

この本を最初の一冊としてオススメしない理由は、説明が細かいので頭の中でパズルを組み立てるようなことが不得意な人には向いていないからです。(知らないことに始めて触れる時、その人の普段の頭の使い方によって理解度が違うわけですが、その差が大きい本だろうなぁと。)そんなタイプの人も『iPhoneアプリ開発の教科書』を一通りやった後でなら、この本からたくさんのものを得られるはずです。

2−2本は『詳細! Swift 2 iPhoneアプリ開発 入門ノート Swift 2 + Xcode 7対応』(著:大重 美幸)です。
こちらは『iPhoneアプリ開発の教科書』よりもワンランク難しい入門書です。もしかしたら『iPhoneアプリ開発の教科書』のようにスイスイとは読み進められないかもしれません。内容としては『iPhoneアプリ開発の教科書』と重複しているところもありますが、そういうところは再確認としてもいいでしょう。
これを2冊めとしてあげた理由は、サンプルが豊富なところ!
「アプリを作る」ということコードに落としこむには、Appleのフレームワークを知ることだったり部品の使い方や組み合わせを知ることが重要です。実際手を動かしてたくさんのサンプルを作っていくことで、自分ができることが広がっていくでしょう。

ちなみにコチラの本、初学者2冊目にあげていますが、
「他のプログラミング言語は結構やってるんだけど、SwiftとかXcodeは触ったことないんだよなー」というプログラミング経験者のSwift未経験者さんにオススメの1冊目です!ヽ(‘ヮ’*)ゝ
iOSアプリを作ってみたいプログラミング経験者はコチラの本からどぞ!!

さらに4冊目5冊目もあるんですが、さすがにボリューミーなので、それはまた別の機会に!

これ一冊やれば作りたいアプリが作れるようになるわけではないですが、(そんなに簡単にできるようになるとしたらアプリ開発者という職業が成り立たないですもんね、)アプリを作ってみたいと思う人は是非この本にお手伝いしてもらってください。(๑´ㅂ`๑)

Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【Swift 2&Xcode 7対応】目次

Chapter 1 アプリ開発をはじめよう!

Chapter 1-1 開発に必要なものはなに?
Chapter 1-2 Xcodeをインストール
Chapter 1-3 アプリ開発に必要な作業とは?
Chapter 1-4 Xcodeを試運転しよう

Chapter 2 Xcodeの使い方を知る

Chapter 2-1 プロジェクトを作る:New Project
Chapter 2-2 Xcodeの画面について
Chapter 2-3 画面をデザインする:Interface Builder
Chapter 2-4 部品とプログラムをつなぐ:Assistant Editor
Chapter 2-5 プログラムを書く:SourceEditor
Chapter 2-6 シミュレータでテストする:Simulator

Chapter 3 Playgroundを使ったSwiftプログラミング

Chapter 3-1 Swiftってなに?
Chapter 3-2 プログラムってなに?
Chapter 3-3 データを扱う
Chapter 3-4 データの型
Chapter 3-5 プログラムを制御する
Chapter 3-6 複数データを扱う
Chapter 3-7 関数(メソッド)
Chapter 3-8 オプショナル型
Chapter 3-9 クラス

Chapter 4 基本的な部品でアプリを作る:UIKit

Chapter 4-1 UIKitってなに?
Chapter 4-2 UILabel:ちょっとした文字を表示させたいとき
Chapter 4-3 UIButton:ユーザーが押して何かをさせたいとき
Chapter 4-4 UISwitch:オンかオフかを選択させたいとき
Chapter 4-5 UISlider:スライドして値を入力させたいとき
Chapter 4-6 UITextField:1行のテキストを入力させたいとき
Chapter 4-7 UITextView:長いテキストを表示したり、入力させたいとき
Chapter 4-8 UIImageView:画像を表示させたいとき
Chapter 4-9 UIKitでアプリを作ろう!【画面デザイン編】
Chapter 4-10 UIKitでアプリを作ろう!【プログラム制作編】

Chapter 5 外部とつながるアプリを作る

Chapter 5-1 Webとつながるアプリ
Chapter 5-2 Webサイトを表示する
Chapter 5-3 Webの画像データをダウンロードする
Chapter 5-4 テキストデータをダウンロードする
Chapter 5-5 JSONデータをパースする
Chapter 5-6 SNSへ投稿する
Chapter 5-7 JSONデータでアプリを作ろう! 【画面デザイン編】
Chapter 5-8 JSONデータでアプリを作ろう! 【プログラム制作編】

Chapter 6 複数画面のアプリを作る:UIViewController

Chapter 6-1 複数画面のアプリとは?
Chapter 6-2 Single View Applicationから複数画面アプリを作る【画面デザイン編】
Chapter 6-3 Single View Applicationから複数画面アプリを作る【プログラム制作編】
Chapter 6-4 Tabbed Appliationから複数画面アプリを作る【画面デザイン編】

Chapter 7 テーブルビューのアプリを作る:UITableView

Chapter 7-1 UITableView:リスト表示させたいとき
Chapter 7-2 UITableViewCell:セルの表示を変更したいとき
Chapter 7-3 UITableViewCell:セルを自由にレイアウトして作る
Chapter 7-4 テーブルでアプリを作る
Chapter 7-5 Master-Detail Applicationでアプリを作る【テンプレート編】
Chapter 7-6 Master-Detail Applicationでアプリを作る【プログラム制作編】

Chapter 8 ゲームアプリを作る:SpriteKit

Chapter 8-1 SpriteKitってなに?
Chapter 8-2 SpriteKit テンプレートを実行してみよう
Chapter 8-3 表示オブジェクト:ラベル、スプライト、シェイプ
Chapter 8-4 パーティクル
Chapter 8-5 スプライトに動きをつける
Chapter 8-6 動きを組み合わせる
Chapter 8-7 ユーザータッチを調べる
Chapter 8-8 2Dゲームを作る
Chapter 8-9 2D物理シミュレーション
Chapter 8-10 物理シミュレーションゲームを作る

Chapter 9 アプリを仕上げる

Chapter 9-1 アイコン
Chapter 9-2 起動画面
Chapter 9-3 外国語対応
Chapter 9-4 実機でテスト
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