Lesson 1 学ぶということは、方法ではなく方法論を身につけること【アプリクリエイター道場・開発塾1】
「○○の秋」なんて言い回しがありますが、みなさんは、何の秋を過ごしてますか?
私はもっぱら食欲の秋ですが、やりたがりなので学びの秋でもあります、ユコびん(@yucovin)です、こんにちは。
さてさて、行ってきました、アプリクリエイター道場(開発塾)!ヽ(‘ヮ’*)ゝ
行きます!エントリで紹介しましたが、カリキュラム的には5回の講座です。まず一回目ということで、私、緊張してその日のお昼ご飯は半分しか食べられませんでしたよ(笑)って、こんなことは珍しいです^^;。
ん??アプリクリエイター道場って、何? って?
そんな方は以下のリンク参照です(o^―^o)。ひらたく言ってしまうと、初心者向けのiOSアプリ制作講座ですね。
●アプリクリエイター道場 開発塾 | FREEDOM UNIVERSITY 自由大学 ※2016年からアプリクリエイター道場は自由大学の講義のひとつではなくなり、独立運営になりました。詳細などは記事下のリンクからチェックしてください!
講師は拡張現実ライフのあきおさん。ブログでご存知の方も、アプリ開発者でご存知な方もいると思います。本も何冊も執筆されてます。私は先日のブロガー向けアプリ開発体験会で初めてお会いしたのですが、お話の上手なとても気さくな方です(๑´ㅂ`๑) ついでにいうと派手髪です。私も〜学生の頃は〜(以下省略)
アプリクリエイター道場は自由大学の講座のひとつです。自由大学は大学には非ズ。※2016年からは自由大学から独立し独立運営になりました。
○自由大学について | FREEDOM UNIVERSITY 自由大学
アプリ作りだけでなく、いろんなジャンルの面白そうな講義がたくさん開講されています。興味のある方はちょっと覗いてみてください!
さてさて、その自由大学のキャンパスはIID 世田谷ものづくり学校。中学校を再利用した施設です。廃校になったり縮小になったりで使われなくなった学校校舎を解放しているところって多いですよね。(私もねこ事務所前のお仕事ではそういうところに行く事がありました^^)「ものづくり学校」という名前からして楽しそう!期待〜!
ということで、たどり着いた「世田谷ものづくり学校」!じゃーん。
学校の入口なのに、カフェマークがあります! って、カフェもあるんだ!(o°▽°)o
この日は校庭で地域のイベントをやっていたようで、おばちゃまからお子ちゃままで、たくさんの人がいました。そんな校庭をよそに奥の校舎に進むと…
自由大学の入口。おもいっきり中学校な校舎ですが、Designの文字がちょっと専門学校っぽいw
中に入ると受付があり、かわいいおねーさんのいました。
「えとえと〜」と私がまごまごしていると、「アプリクリエイター道場ですね?」。なんでおねーさん、私の参加する講座が分かったんでしょう?
Σ(゚Д゚;) ハッ、私のでっかいバッグからMacBook Proがはみ出てたからか?!
自由大学の中ですが、学園祭の様相です。ワクワクします、楽しい! ただ、用事がある人しか入館しないので、閑散としています。でも祭りの匂いがしますぞ(笑)
何にせよ、しばらくぶりの学校です! これから一ヶ月よろしくねん!ヽ(‘ヮ’*)ゝ
楽しく通えそうな校舎で気に入りました。他の講座も受けたくなりましたよ。
アプリ道場(1)「何もしないアプリを作る」
さて、肝心の講座ですが、初心者向けのアプリクリエイター道場(開発塾)の流れは↓です。
- ・第1回 「何もしないアプリを作る」
- ・第2回 「コードの書き方を学ぶ」
- ・第3回 「実機での動かし方を学ぶ」
- ・第4回 「AppStoreへの申請方法を学ぶ」
- ・第5回 「部品の使い方を学び自分のアプリを仕上げる」
あきお先生イメージ w
記念すべき第一回目「何もしないアプリを作る」を受けてきましたが、 初回なので、講師のあきおさん、アシスタントさん、受講生の自己紹介タイムからスタートしました。そして講座の概要→何もしないアプリを作る、という流れです。
受講者さんは、皆さん良い人たちで、仲良く学んでいけそうです。しかし、さすがアプリ開発を学びたいと思っている人たちで、皆さんそれぞれキャラが立っていました。私なんて完全にかすんでましたよw
学ぶ上で念頭におきたいこと
「Xcodeの説明を受けながら実際に何もしないアプリを作る」、それが今回のメインではあるんですが、私が一番(。・∀・) 。_。))ウンウンしたのは、その前の時間。 講座の概要を説明する際に、あきおさんは、とても重要なことを言ってました。それは簡単に言うと、
『作り方を学ぶのではなく、学び方、調べ方を学ぶこと』
です。
「何かを教えてもらうこと」というのは、言われたこと(指示されたこと)をなぞってするのではなく、その人の思考法や方法論を学ぶということだと思います。(もちろん繰り返し訓練するタイプのものは違います。)それは学習するものによっては簡単には行かないことも多いですが、それを知ること(身につけること)ができれば、自分一人でも判断が出来、対処法もわかるようになります。自分で何かを作り出す事が出来るようになるでしょう。
特にこの講座はアプリ開発を学ぶ講座です。コンピュータの世界はまだまだ発展途上で、仕様や環境もどんどん変化していきます。「なので、現在有効な方法を学ぶだけではすぐに使い物にならなくなってしまうよ。これから出てくる新しいものに対応出来るように、調べ方を学びましょう」という事でした。
当たり前の事じゃない?と思う方もいるとは思いますが、ものを教える現場が身近な仕事をしてきた私には、この当たり前の事が当たり前でない世界があるのもたくさん見てきました。
今回はアプリ開発という流れの速い世界なので、その意味が分かりやすいということもあると思いますが。あきおさんの説明に心の中でうんうんとうなずく私でした。
講義本編「何もしないアプリをつくる」
講義「何もしないアプリをつくる」は、Apple豆知識からスタートしました。
それから、Xcodeを立ち上げて使い方の簡単な説明。まだ意味の分からないものも多いのですが(すみません、多いじゃなくて、ほんとんどですw)、その辺りは実際に動くものを作りながら、という事になりそうです。
なにせ作ったのは「何もしないアプリ」ですからね!うごきません。つまり私にとって一番の難関、プログラムは全くいじっていないということ! えへん!(。´▽`)←全く自慢になっていない。
説明や解説は私には出来ないので、このエントリでは、少しばかりですが雰囲気を伝えたいと思います。
「ノンプログラマーの諸君! これがXcodeの作業画面だっ!( ̄□ ̄) 」って、これだけじゃないけど
パーツを配置してみたところです。しかしプログラムと結びついていないので動かない、絵もないので空どころか見た目もないアイテムさんたちである…。
さて、このかわいいかわいい自作第一号(何もしない)App、プログラム部分はいじらなかったわけですが、外側は少し作業をしました。最初にユーザの目に入る大事なアレ、そうです、アイコンを付けちゃいました (σ´∪`σ)
適切なサイズの画像をXcodeに放り込むだけであら不思議!ちゃんとアイコンになりましたよ。サイトのアイコン画像(ホーム画面に追加で表示されるアイコン)と同じカンジですね、角丸画像をわざわざ作らないでも、そのままアイコンになります。
「画像作れる人は作って下さい〜」 という指示だったので、(最近流行りらしいフラットデザイン)ねこ先生をを流用(笑)手抜きでしいませんー(」°ロ°)」 さらに、アプリ名も書き換えました。日本語だって平気さw
そして、このねこ先生アイコンをクリックすると、何もしないアプリが立ち上がります。立ち上がる際のギミック画像も仕込むと、これこのようになりました。(ねこ先生ロゴが画面いっぱいにひろがってから、何もしないアプリ画面になります。)
すごい!中身は動かないけど、立ち上がる画面はアプリっぽい!!(゜ロ゜屮)屮
しかし、喜んでばかりもいられませんよ。次回からはいよいよ動くもの(プログラム)の分野に着手です。ドキドキだぁ〜〜!
最後に、宿題が出たんですが、やる事自体はすごく簡単だったので、追加の宿題をお願いしたところ、あきおさんに
「え? 宿題出してくれって言われたのは初めてです(^∀^;)」
と、言われちゃいました。人を困惑させるのが得意な私のやる気(笑)
プログラムがね、わからない初心者ですからね〜。この一ヶ月間を有効に使うには、どん欲にいかないと行けないかと思いまして…(σ・∀・)σ 自分で自分に課題が出せるほどの知識もないですから、せっかくなので頼ってみました。
ということで、ユコびん個別宿題いただきましたョ!(`・ω・´)ノ
『次回までに「Objective-Cの絵本(アンク著)」という初学者向けの本を読み切ってくる事 』
Objective-Cの絵本は、これまでこの講座を受けてきたプログラム初めてさん達から評判の良かった書籍だそうです。
現在、1/3くらいまで読み進めましたが、WordPressのテーマで扱ったPHPと同じようなところもあり(というか、C言語の方が古いので、PHPが似ているということですね)、完全にちんぷんかんぷんというカンジではないかも。
ただ、絵本ということで、説明のイラストに「ここはこう表現したほうが、もっと伝わるんじゃ? 私ならこう描くかな」などツッコミを入れながら読んでるせいか、なかなか先に進みません(笑) 絵本だから、文字は少ないのになぁ、おかしいw
【おまけの話】モバイルMacは、どこまでか?
今回も持っていったのは私のメインマシンMacBook Pro 17″ でした。
途中、画像を作るという作業もあったので、17インチにして正解。Adobeのライセンスの都合で、サブのMacBook Pro with Retina 13″にはIllustratorやPhotoshopは入っていないのです。(2台目分はねこ事務所のiMacに入っている)
あきおさんに「大きいですね〜! 17インチ持ってきた人は初めてですよ〜」と言われ、なんとなく照れる私だったのですが、アシスタントさんが…
アシさん「でも、今までで…スゴい人は…Mac mini持ってきた人がいましたね。」(*^^*)
ユコびん「えっ! Mac mini? Mac miniですか?? だって、ディスプレイは…?」Σ(゚Д゚;)
アシさん「持ち込んでました。」(*^^*)
ぬぉぉぉっぉ〜!なんだか分からないけど、完全に負けた気になりました。いや、そんなこと競ってどうする?自分(;∀;)
しかし、この日本で、Mac mini & ディスプレイをモバイルする方がいるとは…。私、世間知らずと思い知りました…(なんかちがうw
初回から、いろいろな事に衝撃や感動を受けつつも始まった、アプリクリエイター道場。1ヶ月でどこまで行けるかわかりませんが、頑張ります(。´▽`) 応援よろしくお願いします!
***
▼▼ アプリクリエイター道場情報 ▼▼
アプリクリエイター道場についての最新情報は講師のあきおさんのブログでチェックできます。(このブログ記事の頃は一受講生でしたが、現在はアプリクリエイター道場のキュレーター兼アシスタントをしています。)
開講予定もコチラからチェックできます!↓
●未経験者向けのiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場 東京塾・大阪塾」
また、卒業生たちのインタビューなどはこちら↓から! 年齢関係なく頑張って進化している方や、プログラミング未経験からスタートしてエンジニアになった人たち、趣味で楽しんでアプリを作っている人たちなど登場します!
▼▼ 参考エントリ ▼▼
リンあれのアプリ道場関連エントリ一覧です。
【アプリクリエイター道場レポート】
・[自由大学]アプリクリエイター道場(開発塾)に申し込みしました(*´д`*)
・Lesson 1 学ぶということは、方法ではなく方法論を身につけること◀このページ
・Lesson2「わざと失敗してみる間違えてみる」「小さなもの作って貯める=自分の資産」
・番外編 Xcodeで初めての宿題
・Lesson 3「仲間と書いて好敵手と読む!」言われた事をやるは普通、先んずれば得るものは多し
・Lesson 4 やればやるだけの得るものがある+楽しさと焦燥感
・番外編2 Xcodeで作った初めての宿題アプリはppi計算機
・Lesson 5 ここが入口、これからは一人で歩いて行く事
【ブロガー向けアプリ開発体験会レポ】
・ブロガー向け iPhoneアプリ開発体験会に参加しました〜(๑⁰ 〰⁰)
▼▼ 参考書籍 ▼▼
2014年にはSwiftが発表されました、以下は当時のObjective-C情報です。もう古いですが、参考になれば!
アプリ道場に通ってる間に読んだり参考にした書籍を紹介します。私が使ったのでまさに超初心者用です。
Xcodeで具体的な作業をする実習本と合わせてObjective-Cの本で理解を深めるという2本仕立て学習をしました。
ただタイミング的にしょうがないのですが現在(2013.12.10)、iOS 7、Xcode 5に対応している書籍は片手で数え切れるほどしかありません。しかもプログラム経験0の超初心者向けのものはまだ出ていません。
それから他のプログラミング言語を習得してる人には下の本は必要ないと思われます。(iPhone アプリ開発レシピの半分くらいは使えると思いますが、他の本はお金の無駄かと。)
まずObjective-Cの超初級入門書。私は左の〜絵本の方を読みましたが、他のプログラムの経験がない私のような人は右の方がよさそう。
or
↓アプリ道場でもお勧めしている本。この2冊を見ながら宿題をつくりました。左の開発の教科書はXcode4.6対応なので(現在はXcode5)、アプリ道場の授業を受けていなかったら謎に陥るであろう表現や指示がちょくちょくありました。右のレシピ本はTips集なのでバージョン関係なくいけます。
↓現在はこの2冊で理解を深めてるところです。左はいち早くiOS 7、Xcode5に対応した本。右はObjective-Cのおベンキョ本(DDに見せたら「さすがに先輩でもこんなのわかってるでしょ、買う意味ないでしょ」と言われた。ぷんすこ!(σ`д´)σ)