WordPress専用レンタルサーバーwpXを使ってみて、特徴デメリットとメリットなど【レンサバ比較連載その1】
レンタルサーバージプシー始めました、ゆこびん(@yucovin)です、こんにちは。(๑⁰ 〰⁰)
本日のりんあれは「レンサバジプシーが行く」シリーズ第一回目です。(今考えた!シリーズ名
先日、エントリをあげましたが、このブログ「リンあれ」のサーバーを変えようと思いまして、今レンタルサーバーのお試しを渡り歩いているところです。
一年ちょっとさくらのレンタルサーバープレミアムを使っていましたが、最初から503エラーに悩まされいました。みなさんのアドバイスを受けていろいろ足掻いてみたんですが、今年の春からさらに503エラーがひどくなり、ブログの更新さえままならない状況になったので、やっぱり引っ越ししようと思いました(*’ω’*) (VPSは時間の都合上なしになりました。)
●さくらレンタルサーバーでWordPressで500エラー(503もね)になる話。(途中経過〜
●500(503)エラー/さくらのレンタルサーバー × WordPress(経過説明)
●リンあれレンタルサーバーのお引っ越しを考える その1
この際だから、気になってるレンタルサーバーのお試しを渡り歩いて次の定住先を決めようかと!
そして最初に選ばれたお試しサーバーは、wpX!ヽ(‘ヮ’*)ゝ
去年からサービスを開始したWordPress専用サーバーです。WordPress専用ということで、WordPressを高速化する独自のシステムを備えているそうです。
またwpXにはサービスが2種類あります。wpXクラウドとwpXレンタルサーバーです。
今回私はwpXレンタルサーバーのお試しをしました。最初はクラウドのお試しをしようとしたのですが、ちょっと上手く行かないことがあり、一日でも早くサーバーの引っ越しをしたいこともあって、レンタルサーバーの方にしました。
今日はwpXレンタルサーバーを使ってみた様子、メリット、デメリットを書いてみます。新しいレンタルサーバーの探している人の参考になれば、と思います(*’ω’*)
wpX レンタルサーバーとは? 特徴
wpXのレンタルサーバーの最大の特徴はWordPress専用であり、最適化されているところでしょう。エックスサーバー系列で、機能やスペックの割に値段が安いのも特徴です。
●WordPressの運用に特化したレンタルサーバー『wpXレンタルサーバー』
●コースはひとつだけ。月額料金(税抜) 1,000円~
●ディスク容量 100GB
●WordPress設置可能数 10件
●MySQL容量 500MB (データベース1個につき)
●転送量目安 25GB/日
●自動バックアップ 14日分
●メールアカウント機能、DNS機能
● 最低契約期間 3ヶ月
WordPressしか運用出来ない事以外は、基本的に普通のレンタルサーバーと同じです。 コースはひとつだけなので、転送量が25GB/日を超えるようなサイトでなければいけます。転送量25GB/日というと、最低でも月間100万PVくらいはいくのではないかと思われます(ページの重さによるのでなんとも言えないんだけどw)
wpXクラウドの特徴
簡単にwpXクラウドの特徴も比較のため書いておきますね。
xpXクラウドの最大の特徴は、WordPress専用なことに加えてリソースが段階制になっていること。グレードAから6段階あります。サイトが大きくなれば拡張できます。
●WordPress専用の高速クラウドサービス wpX(ダブリューピーエックス)クラウド
【グレードAの場合】
●月額料金(税抜)500円
●ディスク容量 100GB
●MySQL容量 150MB
●転送量目安200GB/月 目安 30万PV/月
【全グレード共通】
●WordPress設置可能数 1件
●自動バックアップ 14日分
●メールアカウント機能なし
● 最低契約期間 1ヶ月
グレードAの500円からスタートなのが嬉しいですが、WordPressは1つのみです。またメールも使えないので、サイトを複数運営している場合やメールを使いたい場合、他にも借りる必要があります。かなりとんがっていますね!
wpX レンタルサーバーのメリット
wpXのレンタルサーバーを実際使ってみて良かった点(メリット)をあげていきます。
1)管理画面の動作が超サクサク エラーが出なくなった
2)バックアップが14日間 エクスポートも管理画面から楽々
3)安い
(4)分かりやすい管理画面)
1)管理画面の動作が超サクサク エラーがでなくなった
まず特筆すべきは1)。これはWordPress最適化のため独自のキャッシュ機能を兼ね備えてるからなのですが、管理画面がサックサックです! 普通の軽いページをみたいです。いままでのもっさりがウソのよう。(*゚Д゚*)
私も、それまでキャッシュ系のプラグインも研究して有名どころをいくつか試してきましたし、特に管理画面が快適になるというプラグインも使ってみましたが、そいう言ったレベルではありません。
さすが、専用と謳っているだけのことはあります。
私はMarsEditを使っているので管理画面で作業する量はそんなに多くないのですが(記事のアイキャッチ、サムネイルを毎回設定するくらい) 、普通に管理画面からブログを更新する人にとってこれはかなりの効率アップがはかれると思います。
普通にみなさんが見るリンあれ(https://rinare.com/)のページに関してですが、こちらは気持ち速くなったかな?というカンジでした。それまでもキャッシュ系のプラグインを入れていたからだと思います。調べてみるとうちのページは、Facebookのいいねツールを呼び出しているのでそれがすごく重いことに。最近ピンタレストのも入れているからなぁ。とにかく外部から呼び出すものが全くなくなればもうちょっと速くなりますね。(>ㅂ<;)
それから、もちろん(?)ですが、503エラーが出なくなりました、全く! 今までの状況に問題があったので、至極普通なことなんだと思いますが!(笑)
最近では503エラーでMarsEditから画像も記事もアップロードできなかったくらいですから。MarsEditで過去記事10件呼び出しても100呼び出してもエラーがでないことに感激! 。・゚・(ノД`)・゚・。
この辺りは、私のケースだけの大きな変化だと思われるので話半分程度でお願いします。
あ! 管理画面の話の方は参考にしてくださいね!w
2)バックアップが14日間 エクスポートも管理画面から楽々
皆さんはバックアップってちゃんと取ってますか?
バックアップを14日分勝手にとってくれるというのも、地味に、しかし確実にwpXのよいところです。
バックアップを取ってくれるプラグインもありますが、私は使っていません。プラグインは必要最低限しか入れたくないし、そもそもエラーが多くてそんなものを入れている余裕がありませんでした。なのでたまに手動でバックアップを取っていました。でも、やっぱり手動は面倒。
手動でもプラグインでもなく、サーバー側で勝手にバックアップをとってもらえて幸せすぎる…_:(´ཀ`」 ∠):_
それから、データのインポート、エクスポートも管理画面から簡単に出来ます。
実はお引っ越ししてきた際に、管理画面からインポート機能を使ったものの、うまくいかず。なのでこちらは評価しませんんが、次のサーバーにお引っ越しするために管理画面のエクスポート機能を使ってみたところ、らくちんすぎて、これは評価に値すると感じました。WordPressを使っているならphpMyAdminからの作業も出来るようにしたいですけど、単純に手間が省けてよろしい!
3)安い
WordPressが10個入れられて、転送量目安25GB/日で、マシンのスペックもよさそうなのに月1000円〜なんて安い!(スペックに関しては公表されていない)ヽ(‘ヮ’*)ゝ
と、言っても、サイトにどれだけの人が来ていて、どれくらいを目標にしているかによって、その辺りの感じ方はちがうと思います。
また、今までのさくらのレンタルサーバープレミアムの状況と価格をが全ての基準になってしまっている今、大抵のものはお得に見えるというもの事実です。w
おまけの良いところとして4つ目もあげておきます。
4)分かりやすい管理画面
wpXの管理画面は、分かりやすいです。デフォルトではあまりいじれない仕様になっていますが、WordPressの管理画面のログインリンクがあったり、そのままphpMyAdminに入れたりと、親切設計になっています。
CPU使用率や転送量の情報もグラフ付き。
親切設計の代わりに、いろいろなことができませんが、これで十分な気がします。
wpXのレンタルサーバーのデメリット
今度は実際使ってみて、気になったとところ、デメリットです。あげたデメリットの根本はメリットと同じだったりします。なんでもそうですが、長所は短所ってことですね。
【追記】
以前のwpXはwp-content/以下のファイルしかいじれなかったようで、デメリットにあげてる記事を見かけるのですが、今は設定すれば普通のレンタルサーバーと同じように全部いじれます。
1)独自キャッシュ機能により、CSSなどの反映に時間がかかる。ショッピングサイト等には向かない
2)WordPressのインストールはwpXの管理画面から、簡単インストールしかない
(3)WordPress以外のことが全くできない )
1)独自キャッシュ機能により、CSSなどの反映に時間がかかる
独自のキャッシュ機能、それ故にWordPress高速化がはかれているのですが、CSSなどは書き換えてもすぐに反映されないのが、不便です。(phpファイルは即時更新してくれいるようです。)
同様にショッピングサイトにも向いていません。
ちなみに記事は更新するとそのタイミングでキャッシュクリアしてくれてるので、記事の変更はすぐにできます。
それから、リンあれでは「Multi Device Switcher」を利用してモバイル用にテーマを切り替えているのですが、今まではモバイルの方はキャッシュをつくらないことにし、PC用テーマとの切り替えも可能にしていたのですが、wpXのキャッシュ機能によりそれが出来なくなりました。気がついたのが最近なので対処法を探る前に次のサーバーへお引っ越しに。
2)WordPressのインストールはwpXの管理画面から、簡単インストールしかない
「WordPressのインストールがが、wpX管理画面から簡単インストール出来る」というもの。これは一般的には「煩雑なインストール作業なし!」っていうメリットとしてあがってたりするんですが…。独自のキャッシュ機能を組み込むからか、ここから”しか”インストールで出来ません。最初からwpXで始める人はいいかもしれませんが、引っ越し作業は普通のレンタルサーバーのようにまるっと持ってきて放り込む的なことが出来ないで面倒です。
しかも、今回データベースのインポートが何故か上手くいかなかったこともあり…。WordPressはそもそも程度知識が必要なものなので、逆に面倒と思う人も多いと思います。
他にデメリットというほどでもないですが、確認事項としておまけで3つ目をあげておきますw
3)WordPress以外使えない
一応あげておきましたが、WordPress以外使えなません。WordPress専用なので、他のシステムをいれることはもちろん、ただのhtmlページをそのまま公開できません。もちろんWordPressの固定ページ等工夫すればある程度いろいろなことが出来るので、簡単なものでもWordPressを利用してつくれば目的のものは出来るかもしれませんけど、手間ですよね。WordPress以外の何かもしたい場合はwpXは向いていません。
wpXの注意点
独自のキャッシュ機能があるので、キャッシュ系のプラグインは使わない方がよいです。なので引っ越しする際はキャッシュ系プラグインは外した方がトラブルになりません。
「wpX Cache Controller」というものが高速化のためにwpXが入れているプラグインなので、これは改変など絶対しないこと。
これはwpXレンタルサーバーもwpXクラウドも同じです。
wpXレンタルサーバーのまとめ
wpXはWordPressしか使わないと決まっているなら安くて速くていいレンタルサーバーだと思います!ヽ(‘ヮ’*)ゝ
(独自の高速化用のキャッシュは、ちょっとクセがあるのでつきあい方を知る必要はありますが。欲を言えばその辺りを細かく設定できるようになると完璧)
他のレンタルサーバー経験がさくらのレンタルサーバープレミアム(ハズレっぽいアレ)しかないので、暫定的結論ですが、これだけ使えれば大満足です。
上でもあげましたが、コストパフォーマンス(※和製英語)が良いかどうかはサイトの作りや現在のPV、目標にしているPV数、運営している(する予定)のサイト数によって全く変わってくると思いますが、月1000円〜で転送量目安 25GB/日というのはかなりお得な部類に入るでしょう。
他のレンタルサーバーも使ってみてから定住先を決めようと思いますが、有力候補です。また他のレンタルサーバーとの比較記事もアップしたいです。それからwpXはお引っ越し手順もちょっと特殊だったので記事にupしますね。お楽しみに!(‘ヮ^*)ノ゙